二日市温泉 博多湯

基本データ
URL 天然温泉〜博多湯〜源泉掛け流し
住所 福岡県筑紫野市湯町1丁目14-5
電話番号 092-922-2119
営業時間 9:00〜21:00 (2階広間は9:00〜20:00無料開放)
定休日
入浴料 大人300円、子供(小学生以下)150円 
泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
(旧泉質名:単純温泉))
温泉分析書等 温泉名及び源泉名:博多湯
湧出地:福岡県筑紫野市湯町1丁目14-5
泉温:43.8℃ 湧出量:157L/min(動力揚湯)
知覚的試験:無色澄明・硫黄臭・無味 pH8.2
ラドン(Rn):19×10-10Ci/kg(5.3M・E) 成分合計:0.66g/kg
(湧出地における調査及び試験年月日:平成16年11月16日)
備考 シャンプー&ボディソープセット有、ドライヤー有
2階広間は9:00〜20:00無料開放、食べ物の持ち込み禁止
訪問日 2003.11.22/2005.1.4/2005.1.8/2005.2.21/2005.3.12/
2005.4.14/2006.1.1/2006.1.13/2006.12.30/2007.12.30

(2005年1月4日訪問)
お正月三が日過ぎて、ようやく今年の初湯。昨年12月26日にリニューアルオープンしたばかりの博多湯へ足を運んだ。

いやはや驚いた。随分モダンになったもんだ。玄関を入れば、2階まで開放的な吹き抜けで、和紙のランタンが2つ吊るしてあったりする。

受付のお姉さんに「随分きれいになりましたねぇ。」と話しかけると、「以前、男湯が3つ、女湯が2つだった浴槽を1つにしただけで、お湯は変わっておりません。」「ボディソープとリンスインシャンプーも置いてあります。脱衣場に鍵付きのロッカーがありますが無料でご利用いただけます。2階の休憩室も夕方6時まででしたら無料でご利用いただけます。そういったものを含んで300円になったもので…」と一生懸命説明してくれる。「いえいえ、300円でもお安いです。」と言うと「そう言っていただけると、ありがたいです。」と笑っておられた。リニューアル前は100円だった博多湯の入浴料金、一気に3倍に跳ね上がってしまったため、高い、という声も少なくないらしい。確かに50円だった時代から知っていたらねぇ。

全体的に木が使われた明るいつくり。これなら若い子も来やすいだろう。昔のちょいと暗い雰囲気は、すっかり無くなっていた。以前番台に座っていたオバチャンの姿も無く、従業員さんたちも一新。今回のリニューアルにあわせ新しく雇われたそうな。



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博多湯 外観
以前の面影を継承している
天然温泉 博多湯
源泉 掛け流し
玄関付近
自動ドアである
下駄箱と発券機 靴の多さから
混雑具合を察するべし…
玄関の持ち帰り湯汲み場
2g100円、10g400円
受付カウンター
右の階段をあがれば2階広間
受付カウンターの奥が浴室 浴室入り口付近
廊下もピカピカのフローリング
階段をあがって、広間へ 2階広間入り口 畳敷きの広間は、休憩室として
無料で開放されている
温泉分析書


男 湯


脱衣場 掛かり湯のところから
入り口階段の方を見る
階段の上から見た浴槽 浴槽
湯口付近
成分で赤く染まっている
浴槽から
洗い場と掛かり湯を見る
浴槽から
入り口階段方向を見る
男女の仕切り壁の方を見る

受付から浴室に近づくと、硫黄の香りがただよってくる。脱衣場から半地下へ階段をおりるスタイルは以前のまま。浴室の面積も以前と変わらないと思うが、浴槽は1つの岩風呂になり、シャワー付のカランまで5ヶ所出来ている。ただしシャワーは水道水とのこと。岩を組んだ湯口には飲泉用のひしゃくも置いてある。お湯には少量の湯の華も舞っている。

洗い場もカランも無かった以前は、常連さんたちが塩ビパイプの湯口付近に陣取り、湯取り合戦が繰り広げられていたものだが、この日訪ねたのは少々早目の午後3時頃で観光客が中心だったこともあってか、博多湯名物(?)湯取りの争いもなく、湯口付近もゆったりした時間が流れていた。

驚いたのは、湯口の岩が既に赤褐色に染まっていること。飲んでみると確かに鉄分の味を感じる。博多湯のお湯って、こんなに鉄分含んでいたっけ?逆に硫化水素臭が以前より弱く感じた。湯口で時折匂う程度で、新築の木の香りの方が強いため、すぐ打ち消されてしまう。



女 湯


少々熱めの湯が注がれる掛かり湯が出来ており、そこで体を擦っているお年寄りの姿も。

博多湯の昔ながらの常連ジイチャン、バアチャンは、この周囲に陣取る人も多いんじゃないかなぁ?
脱衣場 洗面所 洗い場 シャンプー
ボディソープセット備え付け

それにしても参ったのは、入浴者の多さ。狭い場所にワンサワンサと芋洗い状態。一緒になった人によると、昨日より今日が多かったそうだが、「御前湯の方が広かけん、あっちが良か。」と言っている人もいた。脱衣場のロッカーの数に限りがあり(28だったか、32だったか正確には見損なった)、その人数を超えると、受付で「ただいま満員ですからお待ち下さい」と入場制限がかけられてはいるのだが。

また、気分が悪くなり、従業員さんに介抱されて脱衣場で横になっている人もいた。なんでも倒れる人が毎日いるそうだ。外気温との差が大きい時期だけに、無理しないように気を付けたい。




2005年1月8日


世間は3連休だが、遠出できない。ということで、今日はデジカメは持たずにゆっくりしようと二日市温泉へ。

御前湯と博多湯は通りを挟んで向かい合わせ。高が100円の差なれど、されど100円。入浴料200円の御前湯にするか300円の博多湯にするか、ウームとしばし腕組み。結果、ロッカーの数を確かめておくべく本日も博多湯へ。

で、脱衣場のロッカーの数は28であった。

先日ほどの混雑ではないというものの、従業員さんによると、やはり土・日はお客さんが多いそうだ。掛かり湯の周囲には、案の定、床にひいたタオルの上やひっくり返した桶の上に座り込んでいる中高年。小さい掛かり湯なんだから、そんなところで3人もトドになられたら、掛かり湯できませんってば。主浴槽の方で掛かり湯している人がいるのを見れば、邪魔になっていることに気付かないのかなぁ。

ところで、主浴槽と掛かり湯槽をあわせると、掛け流される湯量が以前より増えている気がする。帰りに受付のお兄ちゃんに「ボーリングし直したんですか?」と尋ねてみたら、そんなことはなくて、お湯は前のままだが、ただ浴槽の温度を保つために確かに送り込む湯量は増やしているとのことだった。

また湯口からは熱めの湯がそそがれているので、冬場は加温しているのか?と尋ねてみたら、加温加水は一切していない完全掛け流しとのこと。源泉はすぐそこにあり、浴槽の温度は、約41.3〜41.5℃に保たれているのは、ちょうど良い湯加減になるように、配管や浴槽の広さなど、すべて計算して設計されたそうだ。

湯口が真っ赤に染まってますね、これは鉄分ですか?という質問には、確かに金気味もあるけれども、あれは硫黄だと思う、銀が硫黄に触れると、ちょうどあんな色になるんですよ、まだ木が新しいので硫黄の匂いと木の匂いが打ち消しあうような形になってますが、という答えだった。う〜ん、ほんとに硫黄かな?

「掛け流しを守ってくださって嬉しいです」というと「そう言っていただけるとありがたいです。」とニコリ。新しくなった博多湯は、従業員さんの接客も実に気持ちよい。丁寧な挨拶は、気分まで清々しいものにしてくれる。 



2005年2月21日


さて今日は、博多湯と御前湯どちらにしようと迷った末、博多湯の換気扇から表通りまで漂ってくる硫黄の匂いに釣られて、博多湯へフラリ。

お客は10人もおらず、思ったより少ない。今日は寒かったからか、夕方夕食時だったからか、300円という値段が痛いのか。帰りに受付で「割と空いていたので、ゆっくりつかれました。」と言ったら、「平日だったら そこまで混んでないですよ。」とのこと。

今日の博多湯のお湯は、何か薄く褐色がかっていて、肌触りがかなりツルツルした。
立派なパンフレットが
出来上がっていた

掛かり湯では、硫黄よりも鉄分を強く感じるのは同じ。

蒸気のすごさには驚いた。毎日通っているというおばあちゃんが「今日は特に寒かけん、湯気のすごかね。」と話しかけてきたが、確かに浴室は こもった湯気で まるでミストサウナのような状態だった。 「今日は、朝から雪の よー降りましたね。」と言うと、そのおばあちゃん「え?そげんことなかったけど。」あれれ?二日市は降ってないの。

二日市温泉まで行ったついでに、中村屋さんに寄って「天拝饅頭」を買ってきた。「箱詰めだけでなく、バラでも大丈夫です。バラで買っていかれる方、多いですよ。」なかなか美人の女将さんが「焼きたてなので、ちょっと今は、皮が かたいですけれど。」と言いながら、袋に入れて持たせてくれる。緑茶と一緒にいただく天拝饅頭は、美味なり。



2005年3月12日


浴室の入り口に、平成16年12月の真新しい分析書のコピーが張られていた。転記しようとメモ帳を広げていたら、従業員さんの方から声をかけてくれた。

「パンフレットのすみに、簡単ですが載せてありますよ。」
「ええ、パンフレットは以前いただきました。成分の方を見せていただきたく思いまして。」
「パンフレットはお持ちなんですね。それならコピーを差し上げましょう。」

と、温泉分析書+別表のコピーを下さった。
浴室入り口に、きちんと
温泉分析書の掲示が

以前のレトロな100円博多湯も懐かしいけれど、お湯の質、入りやすい雰囲気、清潔度+アメニティー、従業員さんの接客態度など総合評価すると、今の博多湯も、私はかなり点数高い。

週末の夕方の御前湯は客が多く、脱衣場のロッカーは てんやわんや。風呂場では、洗い場があくのを かなり待った。



2006年12月30日


受付カウンターの上には、鏡餅 脱衣場のロッカーが、100円リターン式になっていた
平成18年の締め湯は、地元の博多湯になった。

カウンターの鏡餅は、橙(ダイダイ)が脇に飾ってあり、おひねりが上に載っている。尋ねてみたら、中には米が入っているとのこと。そこそこの土地や家によって異なってくる飾り方、これはオーナーさんの家の伝統的な飾り方なのだそうである。

脱衣場のロッカーを利用するのに、100円玉が必要になっていた。
玄関には、注連飾り



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