栗野岳温泉 南洲館 その4 ≪蒸し風呂≫


南洲館&八幡地獄  ■桜湯  ■竹の湯  ■蒸し風呂


基本データ
泉質 (掲示無し)
温泉分析書等 (掲示無し)
備考 かかり湯と、水風呂のみ
訪問日 2009.1.9.

浴室には温泉分析書の掲示が無い。温泉ガイド本によると、蒸し風呂はラジウム泉で、ぜんそくや神経痛に良いそうだ。

天然の地熱と噴気を利用した蒸し風呂の他は、水風呂と「かかり湯」があるだけなので、熱いお湯に全身つかることは出来ない。

(2009.1.9)雑誌『自遊人』の無料パスポートで、訪問。



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「南洲翁遊猟之地」の石碑がある 正面
向かって右が男湯、左が女湯
外観
蒸し風呂の前のあたり
写真右奥の建屋は桜湯
地獄釜
鶏の丸蒸しも食べてみたいものだ


男 湯


脱衣場 入り口付近から奥を見る 男湯には、蒸し風呂が2つ 水風呂
男湯は、女湯に比べると、かなり広いつくり。
水風呂の浴槽も、深い。

また、男湯には、蒸し風呂が2つあり、温度差があるそうだ。同行者の話によると、この日、片方は激熱で、とても中に入れる状態にはなかったということだった。

なお、かかり湯の浴槽には、つかることは出来ない。
かかり湯 かかり湯は、灰色の濁り湯


女 湯


脱衣場 脱衣場 脱衣場に掲示してある
「入浴上のご注意」
脱衣場に掲示してある
「蒸し風呂のはいり方」
入り口付近から奥を見る 男湯に比べると、かなり狭い 向かって右に、かかり湯
左に水風呂
蒸し風呂
中は板敷になっている
私は、ふつうのサウナには、それ程こだわりも無いのだが、天然温泉を利用した「蒸し風呂」の“天然サウナ”となると、大好きだったりする。喉にも優しいよねー、たぶん。

栗野岳温泉の蒸し風呂の入口は狭いが、中に入ると、意外に奥行きのある細長い空間だ。私は目測があまり得意でないけれど、奥行き6〜7m程度あろうか。内部は暗く、この日は寒かったこともあり、噴気がモウモウと立ち込め、視界は悪い。ミストサウナ状態な訳だが、噴気に硫黄成分が含まれていることがわかる匂いが充満しており、温泉好きな者には心地良い。しかし、閉所恐怖症の人には辛い空間だろう。

温度は場所によって差があり、入口側の手前は激熱で、下に敷いてある板もアチチチチ。タオルを敷かなければ、とても座ったり、寝っ転がることは出来ない。かといって、入口の戸を開け放してみると、温度が一気に下がってしまう。あちこち動いてみて、適当な温度の場所を探して、横になった。
蒸し風呂で暖まった後は
この水風呂は、気持ちいい!
かかり湯
グレーの濁り湯
口に含むと、かなり酸味が強い
かかり湯の湯船の底には
灰色の泥が沈殿していた

寒くて体もすっかり冷え切っており、熱いお湯につかることが出来ない蒸し風呂は、凍えないかな、大丈夫かな、と、事前に心配もしていたが、それは杞憂に終わった。しばらく蒸し風呂の中にいると、すぐに体がポカポカ暖まって、水をかぶると、ああ、気持ちいい!さっぱり爽快な気分になれる天然サウナである。

なお、かかり湯は熱く、そのままでは かぶれない。ケロリン桶に汲み、水風呂からの水を加えて温度調節してから、かかった。




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