霧島温泉  目の湯(岩風呂)・川の湯 源流探検

基本データ
URL
住所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂 丸尾自然探勝路
電話番号
営業時間 24時間
定休日
入浴料 無料
泉質
温泉分析書等
備考 野湯
訪問日 2005.4.9 / 2005.10.23(オフ会) / 2006.7.14(源流探検)

野湯とはいっても、こちらは車道から徒歩1分のお気軽さ。探勝路のすぐ脇だが、夕方で訪れる人もなく、落ち着いてスッポンポンになり入浴。

目の湯は、目に効くことからその名があるそうだが、このお湯で目を洗う勇気は無かった。ちょうど適温。

灰白色に濁った川の湯は、底に泥がたまってヌルヌル、少々気持ち悪い。かなりぬるく、冷やかし程度につかって、すぐに目の湯に移って温まる。しかし硫黄泉の温泉の川が流れているというのも、すごいなぁ。その源が気になったが、確認しに行く時間は無かった。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


(前田温泉 前田嘉郎さまのメールより引用)
目の湯は、私が小さいころから目の病気(結膜炎・トラコーマ)、切り傷などに良く効くと祖父母から聞かされ、よく汲みに行っておりました。最近は、雑誌やテレビなどの紹介で入浴者も増え、私たちは、ほとんど使いません。たまに地区の清掃作業で清掃をしたり、温度調節の水の配管などはしております。
もともと源泉は、流れてくるのではなくて そこの場所から湧いてきていました。
結膜炎に効くということは、泉質は、「目の湯」と言われる明ばん泉(アルミニウム−硫酸塩泉)であろうか 2005.10.23 オフ会にて
温泉部一同、熱心に研究中?
「丸尾自然探勝路のご案内」
入り口付近にあるパネル
丸尾自然探勝路入口 ここから入ると
1分も歩かず、すぐに…
「岩風呂」の案内板が目に入る

(探勝路にあるパネルより転載)

岩風呂のふちに石灰華が固着しています

 温泉は雨が地下にしみ込んで、マグマの地熱によって温められて地上に湧き出したものです。この森は、その温泉の元となる豊富な地下水をたくわえる重要な役割をもっているのです。
 温泉は、マグマからもたらされる熱水や地中の岩石に含まれる各種の金属イオンを取り込んでいます。この岩風呂の湯は特にカルシウム分が多いため、白く濁り、岩に白い固形物となって付着しているのが見られます。
 この金属イオンと温泉の熱が人間の精神的、肉体的な面に好ましい影響を及ぼすため、古来から温泉は神からの授かりものとしてたいせつにされてきました。
入り口付近のパネル
徒歩1分、岩風呂に到着

霧島最古の岩風呂

岩風呂の温泉は岩底(間)から湧き出ます

♯温泉は無色透明です
(2005.4.9)適温 (2005.10.23)ぬるくて入浴不可
(2006.7.14)熱過ぎて、とても入浴できる状態ではない
岩風呂=目の湯
目の湯の横を、灰白色に濁った硫黄泉の温泉が流れている。通称「川の湯」。

川の底には、泥がたまっていて、ヌルッとする。
(2005.4.9)ぬるくて、長時間はつかっていられない
(2006.7.14)熱過ぎて、足をつけることすら出来なかった
自然探勝路から丸見え!



川の湯 源流探検


川の湯遡上には、危険な場所もあります。万が一の事故に遭われても、当方は一切その責任を負いません。


「目の湯」「川の湯」地図(1)は、霧島ホテルの近く、丸尾自然探勝路にある野湯である。白濁した硫黄泉の温泉が、小川となって流れている場所だ。この温泉が一体どこから流れてくるのか、前々から気になっていた。そこで、2006年夏のある日、自分の足で遡ってみることにした。

果たして、2本の小川が合流していることが判明地図(2)!東からの小川は真っ白に白濁、西からの小川は無色透明。いずれも、かなりの高温で、手をつけるのも やっと。とても体をつけられる温度ではない。

東から流れてくる小川を更に遡ると、硫黄谷温泉の噴気地帯が源流となっていた地図(3)。この硫黄谷の噴気地帯は、県道1号線からも よく見える。

もう1本、西から流れてくる先を辿ると、そこには配湯基地が出現地図(4)!後日、株式会社 前田産業(前田温泉)の前田嘉郎様より、詳細を教えていただいたので、感謝しつつ、ここに掲載させていただく。前田産業は本業は温泉・井戸ボーリングの会社で、霧島温泉郷の旅館・ホテルの温泉のほとんどの掘削・保守管理を行っておられるそうだ。



(地図2)合流地点の付近


道路を横切り、さらに進むと、道路の少し北あたりで2本の小川が合流していることが判明!!

東から流れてくる小川(写真左)は真っ白に白濁、西から流れてくる小川(写真右)は無色透明。いずれも、かなりの高温で、足をつけることも困難。
(写真左)東から流れてくる小川
(写真右)西から流れてくる小川
東からの小川は、真っ白に白濁。う〜む、温度が適温であれば、入りたいところだが。
さらに遡っていくと、源流である硫黄谷温泉の噴気地帯に出た!

→(地図3)に続く
東から流れてくる小川
西からの小川は、ほぼ道路に沿って流れている。
人工的に綺麗に整備されており、この先の上流に、何か人工的な施設がありそうだ。

→ (地図4)に続く
西から流れてくる小川
この近辺も、あちこちからボコボコと熱水が湧き出す地獄地帯
西からの小川の上流を見る
人工的な護岸が見える


(地図3)噴気地帯の付近


さらに小川を上流へと進むと、噴気地帯に出た。やっぱり、ここが源流だったのか!
この噴気地帯、お湯が勢いよく噴き上がる様子が県道1号線からも よく見えるが、裏からのアプローチは、もちろん初めて。 風向きによっては、硫化水素ガスで大変危険な場所である。


付近には、タイルの建物跡が残っており、中にはタイルの浴槽跡も見られた。前田様のお話によると、昔の営林署の宿舎跡地だと思われるとのこと。一般人が立ち入るには、いささか厳しい条件の場所。
硫黄谷温泉 噴気地帯
写真奥に県道1号線が見える
近くに残るタイルの建造物跡
県道1号線側から見た源流付近 2005.10.23 オフ会にて
県道1号線から見学中の皆さん
2005.10.23 オフ会にて
噴気をバックに記念撮影
県道1号線の東側の様子 地獄の様相を呈する
昭和55年(1980年)頃から、地熱による噴気ガスの活動が活発になったそうだ
硫黄谷地区噴気災害対策事業
概要のパネル


(地図4)配湯基地の付近


こちらの小川は、ほぼ道路に沿っているので、道路を歩いて遡っていく。電柱で見た「蒼林閣」というのは、ずいぶん昔に廃業したホテルらしい。

果たして、その先に配湯基地が出現!そこの余り湯が捨てられ、小川となっていたのだ!
道路に沿った この近辺は
綺麗に整備してある
人工的な護岸工事が施された
湯の川が、道路から見える
道路に立つ電柱には
「NTT 蒼林閣引込」
(前田温泉 前田嘉郎様のメールより引用)

県道から入った温泉施設は、弊社で、平成16年3月に掘削終了いたしました。施設につきましては、平成18年3月に完成しております。ホテル名は、最近人気のある貸切露天風呂がたくさんある旅行人山荘です。ここも大変良いホテルですので、利用されてください。
配湯基地 この源泉が、どこに引かれているものなのかが、とても気になっており、
前田様にお尋ねしたところ、上記のようなお返事を頂戴した。なるほど!
2ヶ所から かなり大量のお湯が捨てられ、それが小川を形成していた 黄色い湯の華ベッタリ 「霧島公園観光有限会社」は
旅行人山荘

旅行人山荘では、2本の源泉が使われているが、このうち「硫黄谷温泉」が、この施設だったのだ!
源泉は100℃〜130℃の蒸気と熱湯で、これに湧き水を加水して温度を調整するそうだ。 




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