基本データ | |
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URL | ■海潟 江之島温泉 ■温泉再生日記のブログ |
住所 | 鹿児島県垂水市海潟541-1 |
電話番号 | 0994-32-0765 |
営業時間 | 8:30〜21:00 |
定休日 | 不定休 |
入浴料 | 大人200円 小人100円 |
泉質 |
【1号泉】ナトリウム−塩化物温泉(低張性 アルカリ性 高温泉) 【2号泉】アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 高温泉) |
温泉分析書等 |
【1号泉】 湧出地:垂水市海潟541-1 湧出地における調査及び試験実施日:平成14年4月15日 泉温:44.9℃、湧出量− 吸上ポンプ 性状:無色透明 硫化水素味 塩味 無臭、PH値:9.1 ラドン含有量:4.9×10-10Ci/kg(18.1Bq/kg) 成分総計:3136mg/kg 【2号泉】 湧出地:垂水市海潟541-1 湧出地における調査及び試験実施日:平成14年4月15日 泉温:47.6℃、湧出量− 吸上ポンプ 性状:無色透明 微硫化水素味 微硫化水素臭 pH値:9.8 ラドン含有量 3.2×10-10Ci/kg(11.8Bq/kg) 成分総計:328.5mg/kg |
備考 | 備品類無し |
訪問日 | 2005.4.10 / 2009.9.26 写真追加 |
【2005年4月10日】
いい具合に鄙びた温泉で、昭和で時間が止まってしまったような空間は、これぞ共同湯のお手本といった趣の佇まい。共同湯ファンにとっては垂涎ものだ。無論、完全かけ流しのお湯使いも、文句無し。実際、「温泉マニア」と呼ばれる人たちの間では、全国的によく知られた温泉公衆浴場の一つで、垂水界隈の温泉めぐりをするとき、彼らが立ち寄り先として選択することも多い。
朝一番に入ろうと7:30過ぎに行ったら、掃除中の札が出ている。営業時間が変更になり、開くのが1時間遅くなっていた。
【2009年9月26日】
南九州お遊び会オフ会で、皆で、わいわいがやがや賑やかに訪問させてもらった。変わらぬ良い湯が出迎えてくれて、ほっとする。懐かしさを覚えるレトロな浴舎は、不思議と落ち着く。
【2010年3月11日追記】
ご両親が亡くなられ、1974年生まれの息子さんは、家業を継ぐことを悩んでおられたようだが、その決意を固め、2010年1月、関東から鹿児島に帰郷された。家族経営の小さな温泉の場合、深刻な後継者問題を抱える場合も多く、余儀なく廃業というところも少なくない中、半世紀もの間、人々を癒し続けてきた温泉の伝統の灯が守られることを、江之島温泉の一ファンとして、私も心から嬉しく思う。情報化が進み、インターネットを使えば、買い物でも何でも誰とも顔を合わせず済ませられる時代を迎えているが、その便利さは、反面、人間疎外の危険性を孕む。「孤独死」という言葉も、頻繁に目にする現代社会。だからこそ、今後いっそう進む高齢化社会において、地域の人たちが気軽に集まれる場、顔の見える相手と挨拶や言葉を交わし、裸と裸の付き合いができる温泉は、地域コミュニティーという面においても、重要性を増すように思う。温泉経営には多くのご苦労を伴うと思うが、ご両親が遺された貴重な温泉を活かし、若い力で頑張っていただきたいと応援している。
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