頓原温泉 琴引荘(琴乃宿)

基本データ
URL
住所 島根県飯石郡飯南町頓原1070
電話番号 0854-72-0609
営業時間 9:00〜20:00 (予約制)
定休日
入浴料 大人300円
泉質 含炭酸食塩重曹放射能泉(低張緩和性冷鉱泉)
温泉分析書等 源泉名:頓原温泉
湧出地番:島根県飯石郡頓原町大字頓原村字大蔵1137番地
放射能(マッヘ数)14.8 泉温:源泉15.0℃ pH6.22
成分総計:4960.456mg/kg (昭和40年2月3日)
備考 老朽化に伴い取り壊されました
2007年「頓原温泉リフレッシュセンターあゆみの杜」オープン
訪問日 2005.4.29

琴引荘は、もともと旧頓原町が1965年オープンさせた町営の保養施設。当初は賑わったものの、周辺に類似施設ができて客足が次第に減少。町が廃止するというので、地元の主婦グループが経営を引き継いだ施設とのことだ。おばちゃんの話によれば、もったいないからと退職者がここを始めて7年目になるそう。詳しい経緯は受付に新聞切り抜きが掲示してある。

予約制とは知らずに直接訪問。連休の最中というのに森閑としている。「温泉だけ入ることができますか?」と尋ねると、すぐに女湯に案内され、そこを家族湯として使わせてもらった。分析書では鉄を5.6含んでいることになっており、確かに赤褐色の湯なのだが、思ったほどの濁り具合ではない。

驚異的なのは、源泉の冷鉱泉。遊離炭酸CO2:3146という分析書の数値は日本第3位らしいが、正しく天然のサイダー。私が今まで飲んだことのある炭酸泉の中でトップクラスの美味しさで、思わずコップ2、3杯分飲み干す。源泉を湯船に注ぐと、その近くでは体に泡がびっしり付着。

湯上がり、受付のおばちゃんとお喋り。何でも「噴水の原理」で源泉が噴出しているそうで、その周期がほぼ1ヵ月。ちょうど今は活動が一番静かで湯がきれいな時期に相当するそうだ。それでお湯もクリアーだったのか。大地の呼吸みたいで、面白いなぁ。おばちゃん曰く「加田の湯と近いけれども、泉質は違うんですよ。」加田の湯は加熱してあり、飲泉不可となっているが、うちは毎日掃除している掛け流しで、飲むこともできるから、と言われる。おばちゃんも毎朝温泉を飲んでるそうだ。

今は食事をするようになって、お客さんも多くなったそうだ。施設は素朴だが、頑張れと応援したくなる温泉だった。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


頓原温泉(宿泊・食事)
琴引荘
花壇のチューリップが
きれいだった
集会所のような建物 玄関付近
玄関を入ったところ
黒板の後ろには休憩ソファ
受付
造花が賑やかに飾ってある
浴室入り口
向かって左の女湯に入浴
脱衣場
浴室入り口方向を見る 温泉は「琴の湯」という名前
浴槽のタイルが赤く染まっている
この日、お湯は
あまり濁っていなかった
洗い場
セルフ掛け流しの湯口の下には、浅くくりぬかれた木が据えてある。ここで湯と水が混ざり合って浴槽に流れ込むので、浴槽内の温度むらを無くす工夫だろう。

源泉は、正に天然のサイダー。雑味が少ないクリアーなもので、とても飲みやすかった。

カエルの鳴き声だけが聞こえる、とても静かな環境だった。
湯口
右から源泉、湯、水



温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  島根県  2005年04月一覧


Copyright(C)since2004 MOGUSA All Rights Reserved