寒の地獄温泉 寒の地獄旅館

基本データ
URL 冷泉と温泉 山の宿 寒の地獄旅館
住所 大分県郡玖珠郡九重町飯田高原
電話番号 0973-79-2124
営業時間 9:00〜17:00(受付16:00まで)
休前日9:00〜15:00(受付14:00まで)
冷泉は夏場(7月〜9月)のみ
定休日
入浴料 大人500円 小人(4才以上)300円
泉質 単純硫化水素泉
温泉分析書等 源泉名:寒の地獄
泉温:源泉 摂氏14度 使用位置 摂氏15度
カチオン 計 81.13mg/kg  アニオン 計197.00mg/kg
(冷泉の分析年月日 昭和32年5月7日)
備考 冷泉に入るときは水着持参のこと(混浴)
訪問日 2005.8.3

究極の夏向き温泉といえば、寒の地獄。
受付では「温泉ですか、冷泉ですか。」と尋ねられる。もちろん冷泉。 「湯船は2つありますが、どちらも同じです。硫黄泉だから最初は刺激がありますが、3分経つと冷たくなくなります。 まぁ人によりますが、15分から20分は入られたが効果がありますね。14℃はありますから。」との説明。 思わず「14℃ある、ということは冬場は外気温より温かいのですか?」なんてボケたことを聞いてみたら「冬場は冷たすぎて、とてもじゃぁないが入れません。」
よって冷泉に入れるのは、夏場3ヶ月間のみ。

湧出量は、2,160g/分という驚異的な数字。冷泉の湧いている真上に浴室を建てたとのことで、直接 湯船の底から毎分2トンもの湯が滾々と自然湧出しているのだ。



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やまなみハイウェイに
出されている看板
駐車場のところには… 入り口の門 門のところの「ご案内」
受付終了時刻が書いてある
雑木の植えられたアプローチ アプローチには川が流れており… その川の底は
硫黄成分で真っ白!
玄関付近から門の方を
振り返ったところ
玄関付近
建物は平成12年に全面改築
「霊泉 寒の地獄」の
額の掛けられた玄関
フロント前には
日本秘湯を守る会の提灯
玄関脇にて
温泉と冷泉の別れ道 こちらの土間を進むと、温泉 温泉の入り口暖簾 温泉と
家族湯は平成12年7月完成
冷泉入口は、こちらから

冷泉


ホームページより 【入浴の仕方】
水着着用でそのまま入浴できます。最初の1〜2分間は大変冷たく皮膚に刺激を感じますが、これは含有薬分の関係ですから3分くらい経ちますと刺激を感じなくなります。
それからは各自の体力と忍耐で入浴時間はまちまちですが、ある程度時間が経ちますと中で震えが始まりますので、その時浴槽から上がり、身体を拭かないで別室の暖房室(ストーブ)で充分あぶりこみ暖をとってください。これは医学的にも大変効果のある療養法だといわれております。
昔ながらの浴舎の冷泉
持参した水着に更衣室で着替え、キンキンに澄んだ冷泉に、さっそく足からジワリジワリつかる。心地よい硫黄臭に包まれる。

寒の地獄への入湯を難行苦行にたとえる人も多いが、14℃の冷泉は冷たさを通り越して、痛い。たちまち全身に鳥肌が立ち、手足の先からは血の気が失われる。浴槽の底に転がる自然石の中から、腰を落ち着けられるものを見つけ、首から下をつけて静かに座る。 冷たさに縮こまりながら壁の時計の針と睨めっこ、3分経つのをひたすら待つ。
桃色のカーテンが女性更衣室
水色のカーテンが男性更衣室
流しっぱなしの飲泉所
祠の横のパネルには
「冷却心身養禅心」等々
祠に向かって右側の浴槽
所々底から気泡が上がる

 

水はギンギンに澄んでおり
底の自然石が綺麗に見える
中央の頭上には
「冷泉行進曲」のパネル
頭上には「冷泉行進曲」。古くはこの歌を歌いながら入浴したとか何とか。かなり大袈裟な文言だが、身を切るような冷たさの中に身を置いて眺めると、しっくり心に響いてくるから、不思議なもんである。祠の横には冷却心身養禅心うんぬんの言葉が踊る。
曰く「難有り 有難し」。

同浴の常連さんによると、この「冷泉行進曲」の文字をグッと睨みながら入浴すれば、冷たい辛さは かなり楽になるという話。
冷泉行進曲の文字をグっと睨み
ながら入ると、楽になるらしい
結局、この日、私は3分では まだ凍え、7〜8分で ようやく辛さが薄らぎ(といっても決して平気になるわけではない)、20分弱でギブアップ。暖房室へと駆け込んだ。

湯治のために通う人の中には、50分つかっている人もいるそうだ。普通の温泉では治らぬ病も、この冷泉(霊泉)だと効くとのことで通う人も多いらしい。
2つの浴槽中央にある枡
コンコンと湧き出している
祠に向かって左側の浴槽
ちなみに浴室内の「入浴心得」によると、入浴時間は10分から30分位を1日4回ないし6回程度が適当との由。

冷泉から上がったら、体を拭かずに、暖房室で じっくりストーブにあたり、暖を取ると同時に温泉成分を体にあぶりこむ。
「入浴心得」 成分・禁忌症及び適応症
(昭和32年)
暖房室の中は床が焼けて足の裏が熱い。

時々入り口に置いてあるバケツで冷泉の水を汲んできて、床に撒く。
暖房室 入り口 壁には、一面の落書き
誰それが何分入れた、の記録
ストーブに あたりながら
じっくり暖を取る

暖まった後、冷泉に戻るものの、2回目は何故かガクガクと体の大きな震えが止まらず、5分弱で早々に上がり、暖房室へ。
3回目は1分持たず。

浴室に入ったのが16時過ぎで、ちょうど時間的にも外湯終了の17時となり、今回はこれにて終了とした。 肌はスベスベするどころか、鳥肌がそのまま凍り付いて固まってしまったようなザラザラブツブツした様相を呈し、洋服を着た後も、かなりの時間、 体はガタガタ震え続ける。真夏というのに、別世界。

外は雷がゴロゴロ鳴る雨模様の天気で、途中、一時的に停電するハプニングもあった。 ストーブを点けなおしに来た宿の方が「アースしてるんですが、昨年、今年と雷が多く電化製品がたくさん駄目になってます。異常気象です。」と こぼしておられた。




温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  大分県  2005年08月一覧


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