(別府市)亀川温泉 浜田温泉資料館


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基本データ
URL ■別府市ウェブサイト より 浜田温泉資料館
別府八湯トラスト > アーカイブ > 浜田温泉館の保存運動の記録
住所 大分県別府市亀川浜田町3-21
電話番号 0977-67-4448
開館時間 9:00〜17:00(コミュニティーフロア 17:00〜22:00)
定休日 月曜日、年末年始
入浴料 見学無料、コミュニティーフロアのみ1回525円(予約制)
訪問日 2005.11.8

旧浜田温泉の建物は、昭和10年(1935)の建築。木造平屋建・入母屋造・銅板葺で、望楼状の宝形屋根を載せ、東面と西面に千鳥破風を飾り、正面玄関を唐破風造とする。堂々たる寺院造りは、竹瓦温泉(昭和13年建築)と並び称された温泉建築。

老朽化のため平成16年3月に解体されたが、別府市在住の個人の篤志家から、再建費用として6,500万円が市に寄付されたおかげで、平成17年1月から復元工事が行われ同7月に完成、同9月に浜田温泉資料館としてオープンした。平成18年8月には、国の登録有形文化財に登録されている。

私は旧浜田温泉に入れなかったことが非常に残念だけれども、その建物が別府の宝として保存されることを喜びたい。見学は無料、現・浜田温泉の旧国道の道路を挟んだ真ん前なので、あわせて訪ねたい。なお片側の浴室上には床が張られ、板張りのコミュニティーフロア(休憩室、展示室)となっている。



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正面 (2006.4.1)別府八湯温泉まつり
大鉾の演技 旧国道北側から
浴室は半地下になる
旧浜田温泉の建物について   (パネルより抜粋転載)

 この建物は昭和10年に当時の亀川町によって建設されました。設計を担当したのは浜脇高等温泉などを手がけた別府市役所技師の池田三比古氏です。
池田氏は吉田鉄郎氏(旧逓信省技師で日本の近代建築を代表する建築家)に師事した別府市を代表する建築家です。
 唐破風の玄関の上に千鳥破風をのせた重厚な宮造りで、別府市に現存する和風木造温泉建物としては最も古いものです。

 平成16年に老朽化のため解体されましたが、篤志家からの寄付により翌17年に復元されました。
 復元にあたっては、別府を代表する温泉建築で貴重な文化財であるという観点から、使用可能な部材はすべて使用することとしましたが、長年の湯気による腐食やねじれのためにほとんどの部材は使用できませんでした。しかし、「浜田温泉」の看板をはじめ、玄関の唐破風や虹梁、木鼻、肘木、兎毛通などは、建設当時のものを使用しました。
 内部については、蒸し湯が併設された半地下式のひょうたん型浴槽をそのまま残し、天井は温泉場独特の高さ約8メートルの吹き抜けを再現しました。
 こういった建物自体が昭和初期の別府の温泉施設を知るうえでの、貴重な資料といえます。
旧浜田温泉の建物について
パネルによる種々説明がある
吹き抜けの天井は高く
約8mあるそうだ
ひょうたん型の浴槽
蒸し湯も併設されていた



温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  大分県別府市  2005年11月一覧


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