香春岳(かわらだけ)&筑豊点描

(写真撮影:2005年11月21日)


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香春岳

烏尾峠は、飯塚と糸田・田川を結ぶ動脈。
映画『青春の門』で、八木山峠と共に、その名を全国に知られるようになった峠だ。

博多に住む私も、筑豊へ行くときには、この烏尾峠を越えることが多い。 烏尾峠で、筑豊のシンボルともいえる香春岳が視界に飛び込んでくると、感無量。
烏尾峠から眺める香春岳の遠景 現在の烏尾峠(からすおとうげ)

香春町ホームページより
香春岳動画
烏尾峠から東を眺める  左に香春岳が写っている 田川市から眺める香春岳
香春岳は、南側(写真右)から、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と並んでいる。一番高いのが、標高511mの三ノ岳。

一ノ岳で、セメントの材料となる石灰岩の採掘が始められたのは、昭和10年。

左の写真が展示されている田川市石炭・歴史博物館2階のガラス戸には、よく見ると、一ノ岳の山頂が削られて平らになった現在の香春岳が映りこんでいる。
昭和初期の香春岳
田川市石炭・歴史博物館に展示
 香春岳は異様な山である。
 けっして高い山ではないが、そのあたえる印象が異様なのだ。
 福岡市から国道201号線を車で走り、八木山峠をこえて飯塚市をぬけ、さらに烏尾峠とよばれる峠道をくだりにかかると、不意に奇怪な山の姿が左手にぬっとあらわれる。
 標高にくらべて、実際よりはるかに巨大な感じをうけるのは、平野部からいきなり急角度でそびえたっているからだろう。
 南寄りのもっとも高い峰から一の岳、二の岳、三の岳とつづく。
 一の岳は、その中腹から上が、みにくく切りとられて、牡蠣色の地肌が残酷な感じで露出している。山麓のセメント工場が、原石をとるために数十年にわたって頂上から休まずに削りつづけた結果である。
 雲の低くたれこめた暗い日など、それは膿んで崩れた大地のおできのような印象を見る者にあたえる。それでいて、なぜかこちらの気持ちに強く突き刺さってくる奇怪な魅力がその姿にはあるようだ。
 目をそむけたくなるような無気味なものと、いやでもふりかえってみずにはいられないような何かがからみあって、香春岳のその異様な印象をつくりだしているのかもしれない。 

五木寛之『青春の門 筑豊篇』より




筑豊点描


この日は天気が良くて空が美しく、山容もはっきり綺麗だった。

宝満山、仏頂山、頭巾山、三郡山、砥石山、鬼岩谷、ショーケ越え、若杉山と南北に連なる三郡山地は、福岡と筑豊の境となっている。写真左の最も高い山が、標高935.9mの三郡山。山頂には航空監視レーダーがある。
筑穂町から眺めた
三郡山地
夕日も美しかった(田川市にて)
手前の線路は、平成筑豊鉄道
田川市の花はツツジで、カラーマンホールの意匠にも取り入れられている。 ・香春岳
・二本煙突
・田川市の花ツツジ
田川市カラーマンホール 田川市マンホール
「炭坑節のふる里」



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