2006年03月04日 ミニオフ with ウサギ忍者さん ― その1

(別府三秘湯) 鍋山の湯

基 本 D A T A

住所 大分県別府市鶴見
入浴時間 24時間
入浴料金 無料
注意事項 野湯、女性は水着の着用・バスタオル巻きOK、脱衣場などの施設は一切無し

そもそもは某巨大匿名掲示板・温泉板で知り合った東京のウサギ忍者さん(しのび温泉)が、2月末から3月4日まで一週間、大分にご滞在とのことで、別府まで会いに行った。

別府駅にて待ち合わせ。今回が初対面になるが、なにしろ日本の北から南まで900ヶ所の温泉行脚されたツワモノ。また、忍者コンテスト(?)なる不思議なご趣味で輝かしい経歴をお持ちだったり、ウサギ忍者の格好してダンスを踊りまくるのが特技だと伺っていたものだから、一体、どんな体育会系のゴツい野武士が来るのだろうかと、内心、戦々恐々。

果たして、我が目の前に現れた彼は、本人曰く「大学生に間違えられる」可愛らしい(?)お顔の、ほっそりした体つきの好青年。ズボラな私と違って、実に細やかな心配りをされる方である。あらためて、掲示板だけじゃぁ人はわからんもんやね。。。

ふだんは主に公共の交通機関利用で温泉めぐりされているとのことで、車を借りることの出来たこの日は、車でないとアクセスが難しい温泉を6つばかり一緒に回った。

3月上旬だが、日中は良いお天気に恵まれ、気持ちの良い野湯日和。まずは別府三秘湯。私は足湯のみ。

三秘湯は、温泉初心者には入浴が厳しい秘湯といえば秘湯なのだが、2005年度からは別府八湯温泉道の対象にもなり、いまでは温泉本にも詳しく説明されているメジャーな「秘湯」である。

※画像をクリックすると、別画面で大きい写真を表示します

 鍋山の湯の風景

以前は鍋山の湯に至る道はダートで、四駆ならともかく、普通車ではとても近寄れなかったため、テクテク歩いていったものだ。昨年の春先に道がきれいに整備され、私の下手な運転でも楽にアクセスできるようになった。聞くところによれば、4月の扇山の山焼きの関係らしい。

車は、写真の門の前に駐車。ここから目的の温泉まで、歩いて5分ほど。

道中の眺めもよいので、時間があれば、明礬温泉からハイキングがてら歩いてみるのもオススメ。

鍋山温泉郷入り口ゲート
車は、ここまで

朝方冷えこみ、途中、
氷も見られた

ここは、昔、白土(はくど)の採掘場だったそうで、往時をしのばせる荒々しい風景が広がる。

所有者は変わっているそうだが、現在も私有地との話。くれぐれもマナー良く訪ねたい。

また、ここでは、湯の花製造に使われる「青粘土」が露出しているのも見られるので、注意してみたい。

なにか日本離れした風景

振り返ると、別府湾と高崎山

噴気が噴き出している山ぎわに行ってみると、天然の湯の花の黄色い綺麗な結晶が見られる。

 

 黒湯

週末の訪問だったので、学校が休みの子どもたちが親子連れでご入浴。
「(ウサギ忍者さんの)写真撮らせてね。」とお願いすると、子どもたちも「ピース」とポーズをとってくれた。

この祠から入ると黒湯

湯船は2槽に別れている。通称「黒湯」と呼ばれるだけに湯の色は黒っぽい。

湯口付近 かなり高温の源泉に山水を加えて温度調整

祠のある岩の裏、泉源?

大賑わい…

 

 泥湯

湯の上手に通称「泥湯」がある。常識的には、泥湯で泥パック → 黒湯で身を清める、という入浴順序になるだろう。いちいち着衣が面倒で、素っ裸に腰タオル、靴履いて洋服かかえて2つの湯の間を移動する若い男性の姿も時に見かける。

泥湯は、基本的に湯船が2つ。これに小さな湯船が寄生していたり、横のヤブに新たな湯船を作ろうとした痕跡があったり、行く度に色々形状の変化が見られるのが面白い。

そういや夏場に、ここで赤いボウフラのような温泉虫(ユスリカ幼虫)と混浴したことがある。なにしろ野湯であることには違いないのだ。

黒湯から、この道をのぼる

途中、コンクリの枡あり

下から見た泥湯全景

写真奥の鶴見岳には残雪

仲良く並んでご入浴の大分市のご夫婦と同浴になった。

ウサギ忍者さんもお気に召されたようで、割とごゆっくりご入浴。

泥湯は足もと(泥のたまっている底)が非常に熱いことがあるので、火傷しないようにお気をつけて。

美しい扇山の斜面を
眺めながらの入浴は、最高!

自然の懐で
ワイルドな入浴風景

泥湯なので、
入ってしまえば見えない

 

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