西日本工業倶楽部(旧松本家住宅) 《洋館1階》

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国指定重要文化財 旧松本家住宅   (受付でもらった絵はがきより部分転載)

 明治洋風建築の粋を集めたこの館は、当時のまま現存する数少ない建物として国の重要文化財に指定されております。
 洋館は、わが国近代建築界の先駆者であった辰野金吾博士の設計で、そのアール・ヌーボー調のデザインは、日本における代表作といわれております。
 館内には、和田三造画伯の秀作、大タピストリーやステンドグラスをはじめとする美術工芸品、また当時、建物にあわせ独自に制作されたり、内外から調達された格調高い家具調度品が揃っており、明治の薫りをただよわせています。

* 辰野金吾(1854〜1919)
明治時代の代表的な建築家。工部大学校造家学科(現東京大学工学部建築学科)の第1回卒業生で同教授。日本銀行本店(1896年)や東京駅(1914年)などを設計しました。

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洋館東面 玄関 玄関扉
玄関ホール 玄関ホール天井
洋館は木造二階建
建築面積624.9u



ホール


ホール東面(玄関側)
このホールが1階中心
ホール北面
このホールが1階中心
ホール北側階段
この階段を上がって2階へ
階段下に飾られた屏風
ホール西面
客室へ続く
ホール西面 ホール南面 南側バルコニーの向こうに
庭園が広がる
ホール西面暖炉 暖炉 暖炉上部 置時計

客室


客室南面 客室北面 客室西面
定食堂へ続く
客室天井 天井 天井 天井と照明
北面暖炉 暖炉 ファイアースクリーン
(日本刺繍)
石炭箱(暖炉用)


定食堂


定食堂   (室内パネルより転載)
 この部屋はもと食堂で、家族の食事はここでなされていました。食卓は大・中・小3台あり、欅製のもので、建築と同時にここで製作され、また椅子はイギリスからの輸入品でクイン・アン様式のウオールナット製のものです。いずれも現存しています。洋食器などはイギリスに特注したもので、松本のイニシャルが入っておりました。
 西側の飾戸棚は日本趣味を生かした和洋折衷の作品。天女の羽衣の帯が風に舞うようにのびやかな曲線を描いた額縁がめぐり、暖炉廻りの意匠とともに日本におけるアール・ヌーボー デザインの最上の例といえましょう。 
定食堂西面 定食堂 西面・北面 定食堂 北面・東面 定食堂 東面
客室から続く
定食堂 北面 北面暖炉 暖炉上部 石炭箱(暖炉用)
(室内パネルより転載)

出入口上部の多弁アーチ枠内の花鳥図(5点)は和田三造画伯の作品で、このような建築と美術との交流もアール・ヌーボーの重要な一面であります。
南面 バルコニー出入り口となっている
南北壁面の出入口上部を飾る和田三造の花鳥図
南側バルコニー バルコニーから、庭園に下りられる


第一会議室


第一会議室   (室内パネルより転載)
 この部屋はもと松本氏の書斎です。
 四隅が入隅になっている正方形の部屋で、各面の中央部が張出しになっています。この張出し部分をいかして北と東には出窓を開き、南面には暖炉と書棚を作り付けにしてありますが、向い合う北窓と南の暖炉側の上部には落しがけ風のゆるやかなアーチ形の垂壁(たれかべ)がつけられ、空間に奥行きを与えています。
 とくに中央に暖炉、その両脇に書棚を仕込んだ南面は、この垂壁の円弧と、書棚上部から暖炉上部鏡を通り、もう一方の書棚上端へと連なる円弧、さらに暖炉部分に付けられた円形の彫刻というそれぞれ大きさの異なる三つの円が素晴しいハーモニーをなしてまことに見事です。
ホールからの入り口 北面と東面の出窓 南面暖炉と西面入り口 西面 入り口
北窓 天井 南面
暖炉を中心として、両脇に書棚



外観・庭園・イベント    ■洋館2階    ■日本館・蔵


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