長崎くんち見物・日帰り旅行 with T先生

基本データ
住所 長崎県長崎市
訪問日 2007.10.7

♪BGM : プッチーニ(PUCCINI)
歌劇・蝶々夫人(Madama Butterfly)より
ハミング・コーラス(Humming Chorus)


2005年2月、長崎市在住のT先生にご案内いただいた長崎ランタンフェスティバルの会場で、生まれて初めて生の龍踊を見て感動しきりの私の様子をご覧になっていたT先生が、「本番のおくんちの大きな龍を見にいらっしゃい。」とご招待くださったのが、その年の秋。初めて見る長崎くんちは、それはもう、たいそう面白くて心躍るものだった。その興奮が忘れられず、昨年は自分で奉納踊の入場鑑賞券を購入しようと思ったものの、既に完売で、見られず、ガッカリ。

そのことを、T先生宛ての今年の年賀状に少し書いていたら、6月になって、T先生の方から、長崎くんちのご案内の電子メールが届いた。7月の桟敷券の発売開始に先立ち「御希望の日及び時間があれば、御連絡下さい。入場券を手配します。」直接の教え子でもない私ごときを、このように気にかけてくださるとは、まったく有り難い話である。そこで、今年は、友人と一緒に、お世話になることになった。彼女も長崎ランタンフェスティバルの常連で、そこで披露される龍踊ファンなのだ。

私は、もちろんT先生から教室で何かを教わったわけではない。しかし、T先生の温厚で穏やかなお人柄、驚くほど細やかなお心配り、仕事を処理される迅速さ等、いつも頭が下がるばかり。電子メールや手紙のお返事をいただく文章も、いつも慈愛に満ちたもので、どれだけ励まされたり勇気付けられたりしていることか。いわば“人生の師”として、そのご人徳を仰ぎ、「先生」と呼ばせていただいている。私も年齢を重ねたとき、T先生のような柔和な笑顔が出せるようになりたい。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


今回、私は高速バスで長崎まで往復。天神で乗車すれば、2時間ちょいで長崎駅に到着してしまう。

友人は、JRで長崎まで往復。

長崎駅で午前10時に待ち合わせることにした。
高速バス九州号 長崎駅前ターミナル2階にて
龍(じゃ)と長崎凧(はた)


JR長崎駅の周辺


今回の旅で、最も心配だったのはお天気。台風15号が日本寄りの進路を取ったのだ。荒天の場合、おくんちの奉納踊は順延または中止になってしまう。

前日のT先生からのメール「モグサさんのご心配の通り、龍踊りが雨を呼ぶのか、明日の長崎地方の降水確率は、12〜18時は50%、18時以降は70%だそうです。踊り見物が17時以後ですので、いささか気になります。雨が降らないように、照る照る坊主でも作って下げましょうか。」龍踊は、元々は中国の雨乞いの儀式。くんちは雨になることも多いらしい。
路面電車と、JR長崎駅方面
空には重たい雲が、どんより
T先生は技術者で、大学でも工学部で教鞭を執っておられたわけだが、どんなに科学技術が進歩しようと、お天気ばっかりは、最後は原始的に“祈る”より他に無いというのが、なんだか可笑しい。

心配性の私に比べ、友人は、「私たちが集まるときは必ず晴れますから、大丈夫ですよ〜。」と鷹揚。
長崎市では、路面電車が現役
長崎駅前電停
駅前高架広場から見た稲佐山
確かに、いつもオフ会でご一緒する温泉仲間が集まるときは、なぜか不思議と雨にはならないのだ。果たして、その友人の予言が見事に的中!
雨粒が落ち始めたのは、いざ帰ろうと長崎駅で別れるとき。それまで日中は、雨は一滴も降らなかった。

降水確率70%を引っくり返すとは、すごい(笑)
駅の「かもめ広場」にも、「庭先まわり」の会場が設けられていた 12:00からの踊り見物のため
午前10時前から場所取りの人々
改札口付近 改札口の頭上にあるステンドグラス3枚 長崎市の名所やアジサイ(市の花)が描かれている
駅員さんたちも
おくんちTシャツ姿
JR九州・長崎本線の終着駅 御朱印船の模型の展示 ご当地茶「そのぎ茶」を
駅の売店で買ってみた


稲佐山


まずは、T先生の車で稲佐山までお連れいただく。
よく考えてみたら(考えなくても)、私は、今まで稲佐山の頂上に一度も登ったことがなかったのだ!

→稲佐山のレポートは、こちら

それから、グラバー園へ向けて移動。
稲佐山 展望台 展望台からの眺め


四海楼の周辺


昼食に、四海楼で長崎ちゃんぽんを食べようと立ち寄るも、グラバー園に行く前も後も30分待ちの行列で、今回は見送ることにした。

それにしても、建物のデカさに、驚いた!!
1899年創業 2000年7月、創業100周年を機に店舗新築
2階には「ちゃんぽんミュージアム」もあり、面白そうだ
四海楼の塀に龍を見つけて
しっかり記念撮影?

長崎しにせ会HP > しにせ今昔
第十八回/長崎の石碑特集(その@/わが国ボウリング発祥の地)

長崎市の文化財 より 旧香港上海銀行長崎支店記念館
国指定重要文化財
「わが国ボウリング発祥の地」の碑
四海楼の店舗の前にある
旧香港上海銀行
長崎支店記念館


グラバー園


初心にかえって(?)、長崎市を代表する観光地・グラバー園を見学。ちなみに昭和7年生まれ&長崎市民のT先生は、入園無料(笑)

→グラバー園のレポートは、こちら

そこから、諏訪神社へ向けて、車で移動。
グラバー園入り口 旧グラバー住宅


諏訪神社の周辺


桜町の駐車場に車を入れ、お諏訪さんまで歩いてお参りに連れて行ってもらう。

長崎くんちの期間中、町を歩いていると、玄関先・店先・門前などで短い踊りやお囃子が演じられているのを見かける。これは「庭先回り」というもので、踊町が、日頃お世話になっている人・会社・官公庁・銀行などに敬意を表して踊りを呈上し、お祝いを申し上げるものだそうだ。

諏訪神社へ向かう途中でも、その一行とすれ違った。
路地を歩くと、各玄関の前の道路にチョークで印が
庭先回りの記号らしい
興善町の庭先回り こちらの一行は
八幡町の庭先回り
八幡町の傘鉾が休憩中!?
日本銀行の前の通りを
諏訪神社へと向かう
なんと立派な個人宅!!
門には、家紋を染めた「まん幕」が張られている
長崎歴史文化博物館では
くんち三七三年展
諏訪神社のご神体は、くんち初日の「お下り」という行事で、本宮から大波止仮宮(お旅所)にうつされ、祭りの期間はそこで過ごされる。つまり、こちらは“お留守”なのだが、長崎くんちは諏訪神社の祭礼行事とあれば、諏訪神社にはお参りせねばなるまい。

→諏訪神社&月見茶屋のレポートは、こちら
諏訪神社に到着 諏訪神社


お旅所の周辺


せっかくなので、諏訪神社のご神体がおわします「お旅所」の仮宮にも、お参りに行く。
この一帯には露天商が並び、人出も多く、賑やかだ。

→お旅所のレポートは、こちら
諏訪神社前から
路面電車で大波止まで移動
大波止のお旅所
仮宮にお参りしたら、あわただしく引き返しす。
またまた路面電車で、公会堂前広場へ。

いよいよ本日のメイン「くんちの夕べ」である。

→「くんちの夕べ」のレポートは、こちら
通りがけに、出島を敷地の外から眺める
中を見学する時間の余裕は無かった


おまけ


長崎市内を“さるいて”いる間に見つけたものなどから。


「がんばらんば」は、長崎弁で「がんばらなくっちゃ」の意味。さだまさしが歌うこの長崎弁ラップは、今ではすっかり長崎のご当地ソングになっているそうだ。

NHK「みんなのうた」でも、2006年4月〜5月にオンエア、とても楽しい歌。
長崎市の消火栓マンホール
市章の星と、市の花あじさい
さだまさし「がんばらんば」
ポスター

T先生は、今回の長崎市内観光にあわせ、パンフレットやチラシ、新聞記事のコピーなどの資料を、友人と私の二人分、揃えてくださっていた。

また、事前にわざわざ下見もしていただいたようで、恐縮。
T先生から頂戴した資料 駐車場の窓のステンドグラス



長崎くんち見物・日帰り旅行まとめ  稲佐山  グラバー園  諏訪神社・月見茶屋・御旅所  くんちの夕べ


温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  長崎県  2007年10月一覧


Copyright(C)since2004 MOGUSA All Rights Reserved