グラバー園 with T先生

基本データ
URL グラバー園公式ウェブサイト
住所 長崎県長崎市南山手町8-1
電話番号 グラバー園管理事務所 095-822-8223
開園時間 ■4月26日〜5月6日・7月15日〜10月9日(8:00〜21:30)
■12月22日〜12月24日(8:00〜20:00)
■上記外(8:00〜18:00)
※受付は閉園20分前に終了
定休日
入園料金 一般600円、高校生300円、小中学生180円
参考資料/出典 ホームページ、パンフレット
訪問日 2007.10.7

♪BGM : プッチーニ(PUCCINI)
歌劇・蝶々夫人(Madama Butterfly)より
ある晴れた日に(Un bel dì, vedremo)


初めて私がグラバー園を訪ねたのは、小学校の修学旅行にて。長崎一泊二日の旅だった。もう四半世紀ほど前の話なので、グラバー園では動く歩道に乗ったこと、グラバーさんの像と一緒に記念写真を撮ったことぐらいしか覚えていない。

成人した今、あらためてご案内いただくと、見ごたえのある洋館の数々や、眼下に広がる長崎港の美しい眺めなど大変素晴らしいもので、今さらながら「グラバー園って、実は、スゴイじゃん!」と、ひとり喜色満面。お二人と一緒だったので、私としては これでもせいぜい急いだつもりだが、もしグラバー園で 一人でゆっくり時間を過ごしていいよと言われたら、写真を撮って回るだけでも、ゆうに一日つぶれそうだ。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


大浦天主堂公認ページ

大浦天主堂は、日本に現存する最古のキリスト教建築物だ。洋風建築で唯一国宝に指定されている。
石畳のだらだら坂を歩いて
グラバー園へと向かう
坂道の途中で
ニャンコにも、ご挨拶
国宝 大浦天主堂
通り道に、外観だけ見学
グラバー園入り口 GLOVER GARDEN 入場券とパンフレット
入場すると、まずは動く歩道にて、園内の最高所まで 楽チン! 壁泉「祈りの泉」
キリシタン迫害による隠れキリシタンの苦悩と救いを象徴したもの
南山手十六番館は、グラバー園出口正面にあり、こちらも素敵な洋館。

1860年(万延元年)に初代アメリカ領事館員の宿泊所として開館。
壁泉「歴史の泉」
壁面には、有田焼陶板モザイク
南山手十六番館
(歴史資料館)


旧三菱第2ドックハウス


1896年(明治29年)、三菱重工長崎造船所第二ドックの側に建てられた洋館。

上下のベランダを8本の柱が支えている。
明治期建築の典型的スタイル 夜間開園のときには
イルミネーションも綺麗だろう
建てられた当時、船が修理のために造船所に入っている間の乗組員の休憩宿泊施設(ドックハウス)として利用されていた。
2階の部屋には、船の模型などの展示
グラバー園の中で最上部にある建物なので、ここからの眺めは絶景。

正面には稲佐山。
長崎湾には、LNG船もはっきり見えていた。
2階ベランダ 3人で記念撮影
女神大橋も見えていた
2階ベランダからの眺め


旧長崎地方裁判所長官舎


明治16年頃に建てられた長崎地方裁判所の官舎で、元長崎会所跡(長崎歴史文化博物館前付近)に建っていたもの。原爆で数多くの建物が失われたにもかかわらず、居留地外に建てられた洋風の官庁建築物として、長崎に唯一残る貴重なもの。当時、居留地の外でも西洋化が進んでいたことが伺える。

こちらでは、レトロ衣装の貸し出しが行われており、お気に入りの1着を選んで写真撮影できる。料金が30分500円とお手軽なのも人気の一因だろう。時間内なら自由に園内散策も可。

馬子にも衣装、いつか私も仮装(?)してみたいなぁ。
洋館に瓦屋根、和洋折衷で面白い 現在は「レトロ写真館」に 園内を散策していたお嬢さん達
気持ちよく記念撮影に応じてくれた


旧ウォーカー住宅


初期の日本海運業界に多大な功績を残した英国人実業家、ロバート・ネール・ウォーカー氏の次男ロバート・ウォーカー・ジュニアの旧邸。明治の中ごろの建物。

屋根から突き出した日本風の庇など、日本様式をとり入れた造りになっており、親日家であったことが偲ばれる。

円形のベランダは、グラバー園に移築される前から港に向かって開かれていた。
外観 ベランダは、現在も
長崎港に向かっている
ロバート・ネール・ウォーカーと
次男ロバート・ウォーカー・ジュニア
食堂 天井の格子も、すてき


旧自由亭


自由亭は、江戸時代の終わり頃に開業した、日本で初めての西洋料理店。主人は草野丈吉。

この建物は、1878年(明治11年)に建てられたもの。内外の貴賓、地元高官などの社交の場に使われていた。
現在、2階は喫茶室として
利用されている
自由亭の前には
「西洋料理発祥の碑」


旧リンガー住宅


英商フレデリック・リンガーの旧邸。優雅な南欧風バンガロー形式の建物。
外壁石造りの木造住宅だが、木骨石造の建築構造はとても珍しい。


ベランダの床石には、ウラジオストックから運んだ御影石、ベランダの屋根を支える角柱には天草の石が使われている。
国指定重要文化財 明治初期に建てられたもの 三方をベランダで囲まれている



邸内には、「幻のオペラ歌手 喜波貞子」の常設コーナーが設けてあって、彼女にゆかりの華やかな舞台道具の数々が展示してあった。
オペラ歌手「喜波貞子」は、戦前のヨーロッパにおいて、オペラ「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」』で名を馳せたにもかかわらず、これまで
日本で光があてられることがほとんど無かった人物。日本のオペラ史上においても情報は少なく、多くのミステリーに包まれていたそうだ。


三浦環像


プッチーニのオペラ「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」において、ヒロイン蝶々夫人を何度も演じ、世界的に有名にした日本人オペラ歌手・三浦環の記念像がある。

このオペラは、長崎を舞台に、アメリカの海軍士官ピンカートンの帰りを待ちわびる蝶々夫人の悲恋が描かれている。グラバーの妻ツルが接客のときにいつも蝶の紋の着物を着ていたことから、蝶々夫人のモデルになったともいわれているそうだ。
「蝶々夫人」三浦環の像
蒸し暑くて喉が渇いたので、環さんの像の前で、昔懐かしいラムネをT先生からご馳走になった。

そこで、T先生からのご指導が。「…あのね、モグサさん、ラムネの瓶は、くぼみのある方を下にして、2つのくぼみの間に玉を固定して、飲むの。」

Σ( ̄□ ̄;) 人生37年目にして、初めて知ったラムネの正式な飲み方(恥)
プッチーニと同じポーズで!
(写真撮影:T先生)
ご馳走になったラムネ


旧グラバー住宅


江戸末期、1863年に建てられたグラバー住宅は、日本で最も古い木造西洋風建築。グラバー氏は、ここで日本人妻ツルを迎え、子をなしている。天井裏には隠れ部屋も残されており、幕末の志士らをかくまったと思われるそうだ。


複雑なクローバー型の建物、正面玄関が設けられていない 屋根を真上から見ると
四つ葉のクローバーの形
国の重要文化財に指定
テーブルの上に並んでいるのは
150年前の西洋料理の模型
温室のところにいる狛犬の彫刻は、今日のキリンビール社のラベルのもとになったもの。

ラベルの「麒麟」に太い口ひげが描かれているのは、キリンビール社の前身であるジャパン・ブルワリー・カンパニーの社長を勤めたグラバーの口ひげをもとにしたといわれる。
温室花壇
温室はグラバーの趣味
厨房の奥にある別棟の馬小屋、お茶煎り場、天然貯蔵庫が、新たに公開されている。

こういう裏方の場所を見ると、生活感を感じるなぁ。
料理室 馬小屋、お茶煎り場、
天然貯蔵庫
この邸宅の主の胸像
トーマス・ブレーク・グラバー


ハート型の敷石(ハートストーン)


なんでも数年前から、このハート型の敷石が、ちょっとした噂になっているそうだ。触ると恋が叶うとか、2つ見つけると良いことがあるとか、いろんな説があるらしい。受付でもらうパンフレットの地図にも位置が示してあるので、捜してみよう!

1つは、グラバー邸の庭の方位盤の下に もう1つは、レストハウス近くの通路に

実は今回、このハート石を2つとも見つけたのは、友人。確かに、噂どおり、すごい効果があるらしいことを、後刻、長崎くんち「くんちの夕べ」の会場で、思い知らされることになる(笑)



長崎伝統芸能館


順路の一番最後になる長崎伝統芸能館には、長崎くんちの奉納踊りで用いられる道具の数々が展示されている。
おくんちを実際に見物したことがあると、それらが どういう動きをするのか わかるので、さらに興味深く見られると思う。


長崎くんちのビデオも
上映されている
船の展示 傘鉾(銅座町)
傘鉾は、踊町の町じるし
傘鉾(大黒町)
龍踊の龍(じゃ)の展示 踊町の提灯
7年に一度ずつ当番が回ってくる



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