鎮西大社 諏訪神社&御旅所 with T先生

基本データ
URL 鎮西大社 諏訪神社
住所 長崎県長崎市上西山町18-15
電話番号 0958-24-0445
営業時間 境内散策24時間自由
定休日
入場料 無料
資料/出典 長崎さるくコースマップ 西坂〜諏訪の森界隈
訪問日 2007.10.7

♪BGM : プッチーニ(PUCCINI)
歌劇・ジャニン・スキッキ(Gianni Schicchi)より
私のお父さん(O mio babbino caro)


諏訪神社は、地元では「お諏訪さん」の愛称で親しまれる長崎の総鎮守。御祭神は、建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)。

夕方からの踊りの見物に先立ち、諏訪神社にご案内いただいた。長崎くんちは、この神社の例祭(一年で最も重要な祭典)となれば、やはり、きちんと参詣しておきたいもの。
…と、ご立派なことを書いてみたが、ホントのことを言えば、T先生から月見茶屋の名物ぼた餅の話を伺い、てんてんさんも私も一も二も無く「食べたいです!」ぼた餅に釣られた、というのが正確なところかも!?



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


諏訪神社の一帯は、かなり広い諏訪の杜になっており、見どころも多いらしい。

私は今まで諏訪神社のお参りしかしたことがない。いつか、ゆっくり散策してみたら面白そうだ。
一の鳥居
さすがに大変な人出だった
合計5つの鳥居をくぐる参道は石段が続き、いかにも坂の町らしい
参道には文学碑や陰陽石がある 情緒ある古い町家も残っている
踊り馬場の周辺は、午後4時から始まる奉納踊りを見ようと、既に大勢の観客が集まっていた。

奉納踊りは、諏訪神社に奉納される踊りであり、ここは最も人気が高い踊り場。いつかは私も、お諏訪さんのこの桟敷席で見物してみたいと思う。

大門から振り返る長崎市街の眺めも、素晴らしい。
「奉納踊」がある「踊り馬場」に
設けられている桟敷席
大門と長坂、73段の石段の
長坂は奉納踊り見物の特等席!
諏訪神社の成り立ちもまた、長崎の独特の宗教史を物語っている。

戦国時代、キリスト教領地(イエズス会領)となった長崎はキリシタンによる迫害の時代で、神社・寺は全て焼き払われて無くなっていた。

キリシタン禁教令が出された後、寛永2年(1625年)に、佐賀唐津の修験者である初代宮司・青木賢清が、諏訪社・森崎大権現・住吉大明神の三社の御神体を譲り受け、西山郷圓山(現在の松森神社)に諏訪神社を再建したのが、現在の諏訪神社の起こりだそうだ。
(2005.10.7撮影)大門から
坂の町・長崎を象徴する眺め
拝殿 奥に祝訶殿、本殿と続く
現在の社殿は昭和59年造営
額の周囲の縁にも、龍がいる! 菊の彫り物が、とても綺麗!
トゲ抜き狛犬(心のトゲを抜いてくれる)、カッパ狛犬(頭の皿に水を掛けて祈願する)、願掛け狛犬(昔、遊女達が海が荒れ船乗りにもう一晩泊まってもらうことを願った)、高麗犬井(こまいぬのいど、この井戸の水でお金を洗うと倍増する)、止め事成就狛犬病魔除け狛犬…。

諏訪神社の境内には、珍しいユニークな狛犬が散在しているそうで、狛犬散策も楽しそうだ。
止事成就狛犬さん 禁酒、禁煙、受験のすべり止めに効果絶大
足にコヨリを結びつけられ、なんだか包帯のような???

長崎公園は、明治6年(1873年)、太政官布告により制定された長崎で最も古い公園。

明治時代までの庭園では、水を上から下に降ろして見せていたため、水を上にあげるヨーロッパのサイホンの発想は日本に無かった。長崎公園には、かつて長崎の職人さんがこの場所に造った日本最古の噴水が復元されている。
日本で初めて設置された
噴水が復元されている


月見茶屋


営業時間  1日:7:30〜17:00、15日・土日祝祭日:9:00〜17:00、平日:10:00〜16:00

月見茶屋は創業明治18年(1885年)。120余年の歴史を持つ。
ぼた餅は お諏訪さんの名物で、半搗きの粗い餅を、きめ細やかな餡で包んだもの。
諏訪神社再建当時の神主は薄給で、奥様方が茶屋を開き、ぼた餅を作って生活の足しにしたのが始まりだとか。


お諏訪詣りでは、月見茶屋で ぼた餅を食べるのが通例だそうだ。なんでもお諏訪さんに手を合わせただけでは“半詣り”といい、参拝後ぼた餅を食べるのが正しい参拝とか。

私たちも、伝統の作法にのっとり(?)、餡と黄な粉のぼた餅2個を、しっかり平らげた。
また、昼食に、おうどんも頂いたが、こちらも美味で、ぺろりと食べ上げた。

T先生、ご馳走様でした。
外観
店内の様子 「長崎名物 お諏訪のぼた餅」
甘さは控えめで、美味しい!
肉うどん
細めの麺が使ってある
メニュー表


御旅所(おたびしょ)


御旅所の場所:夢彩都おくんち広場  ▼地図こちら(MapFanWeb)

諏訪神社の諏訪・住吉・森崎のご神体は、長崎くんちの期間中、本宮から大波止の御旅所に下り、そこに造られた仮宮で3日間休む。ご神体をのせた御神輿が諏訪神社を出発し、御旅所に向けて行列する行幸「お下り(おくだり)」は、7日午後1時から。つまり、私たちが諏訪神社にお参りしたとき、実は肝心の神サマは“お留守”だったというわけだ!!


それではお話にナランので(?)、神サマがおわします御旅所にも、きちんとお参りに連れて行ってもらった。人が多かったこともあり、今年は、仮宮には遠くから手を合わせて済ませた。

周辺では、露天が並ぶお祭りらしい雰囲気を、ちょっとだけ楽しんだ。
ご神体は、御旅所の仮宮で、3日間休まれる
仮宮といっても、立派なお社だ
(2005.10.7撮影)仮宮の中
神輿3基が見える
(2005.10.7撮影)
御旅所は、大波止に造られる
御旅所の周辺には、たくさんの露天が並び、賑やか
特に今年のおくんちは、週末と重なり、人出は かなり多かったようだ


(おまけ) 長崎電気軌道株式会社


長崎電気軌道株式会社
■長崎新聞ホームページ より 馬町地下道に「くんち絵」パネル(2004年10月6日掲載)


諏訪神社から大波止までは、路面電車で移動した。
諏訪神社前の電停の地下道では、長崎くんちをテーマにした「唐子くんち画」も、なんとも可愛らしい。

長崎市内では、路面電車が現役で、市民や観光客の大事な足になっている。私は鉄道マニアではないが、住んでいる福岡市内ではチンチン電車が廃止されて久しいこともあり、路面電車に乗ると、なんだかワクワクする。
諏訪神社前の馬町地下歩道には「唐子くんち画」が並ぶ
長崎市在住の野田照雄さんが描いたくんち絵のパネル
運賃は、どこまで乗っても大人100円の安さ。しかも、乗り継ぎしても追加料金を取られないのは嬉しい。

渋滞知らずで、便利だ。
いろんな種類の車両が走っている T先生に頂戴した高齢者乗車券
観光客は滅多に見られぬ物(笑)
乗り継ぎの場合は
降車時、のりつぎ券を貰う
運転席の方を、パチリ ♪線路は続くよ、どこまでも 右前方は、くんちの夕べがある
公会堂前広場



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