福岡管区気象台 ソメイヨシノ標本木(植物季節観測用標本)

基本データ
URL 福岡管区気象台より
生物季節観測 / 生物季節観測状況 / 生物季節観測資料
住所 福岡市市中央区大濠1丁目2-36 ▼地図こちら(MapFanWeb)
電話番号 福岡管区気象台天気相談所
092-725-3600(相談受付時間 平日9:05〜17:00)
見学料 無料
訪問日 2008.4.3

毎年3月に入ると「さくらの開花予想」が発表され、桜の花が気になって、なんとはなく気もそぞろになる。本年2008年は、ソメイヨシノは4月2日に満開を迎えたそうだ。

福岡地方の場合、この開花予想や満開の判断がされる「標本木」と呼ばれる木は、福岡管区気象台の構内にある。標本木の花が5〜6輪以上開いたら“開花”、8割以上のつぼみが咲いたら“満開”。開花した最初の日が“開花日”、満開になった最初の日が“満開日”。桜の観測については、熊谷地方気象台の解説ページが、わかりやすいと思う。

桜の下で宴会が出来る、いわゆる“お花見”の場所ではないが、純粋に花をご覧になるのがお好きな方は、舞鶴公園&大濠公園方面へ花見に出かける機会があれば、是非ついでに立ち寄って、静かに愛でられたし。覆いかぶさってくるようなソメイヨシノの花は見事で美しく、私はとても好きな桜の木である。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。



2008.4.3 建物は現在工事中 標本木があるのは、福岡管区気象台の敷地の北東
すぐ北側に、大濠公園が見えている
大濠公園側から見たところ
気象台の中には「福岡管区気象台天気相談所」が設けてあり、誰でも気象データを閲覧したり、気象に関する質問をすることができる。

興味のある方、覗いてみてはいかが?
様々な標本木が植えられている
これらの植物が福岡の基準になる
こちらは「イロハカエデ」標本木 イロハカエデとソメイヨシノ
花のコラボレーション


植物季節観測用標本 NO-4-1 そめいよしの


満開(4月2日)を迎えた日の翌日


植物季節観測用標本 NO-4-2 そめいよしの


桜の開花予想は、人々から桜の開花予報の要望が高まったため、1951年(昭和26年)から関東地方で発表されるようになり、1955年(昭和30年)から全国で発表されるようになったものだそうだ。福岡でも1955年から発表されている。

1995年(平成7年)までは各地の気象台や測候所で発表されていたが、1996年(平成8年)からは、気象庁で、すべての気象台・測候所の予想開花日を、統一した方法で計算するようになったとのこと。

福岡管区気象台では、気象庁から配信された資料に基づき、九州・山口県の管所の分について発表される。

開花予想には、開花予想発表日までの日平均気温、週間予報、月間予報、3ヶ月予報の気温予想が用いられている。

桜は前年の夏頃に翌年の春に咲く花の元になる花芽(かが)を作る。花芽はそれ以上成長することなく休眠に入り、その後、秋から冬にかけて低温に一定期間さらされると休眠から覚める。その目覚めた花芽は、春先の気温の上昇と共に開花する。花芽が休眠から覚める日と、その日から何日で桜が開花するかということが分かれば桜の開花日というのは分かるというのが、開花予想の仕組み。

花芽が休眠から覚める日は、全国の場合、1953年から観測データが存在し、過去数十年の桜の開花日とその時の気温のデータを元に計算して分かっている。休眠から覚めた後の花芽の成長と、気温の関係は、日平均気温が15℃で1日分とすると、5℃度では0.3日、25℃で約3.3日促進されるそうだ。

(参考資料)
■気象庁 生物季節観測の情報
■KBCラジオ ブーちゃん相談室 桜の開花予想
■理科年表オフィシャルサイト 環境部:サクラの開花日




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