湯の鶴温泉  喜久屋旅館 その1


喜久屋旅館≪温泉編≫こちら


基本データ
URL ■観光物産協会エコみなまた より 喜久屋旅館
■みなまた日和 より 喜久屋旅館
住所 熊本県水俣市湯出1402
電話番号 0966-68-0211
宿泊料金 サービス料込、税別
【一般料金】
1泊2食付8,000円〜、朝食付4,000円、素泊3,500円
【湯治料金】 
1泊のみ3,000円、2泊以上は1泊2,700円、1泊3食付4,000円
備考 浴衣、タオル、洗面道具、シャンプーなど湯治客はすべて要持参
訪問日 2009.1.8〜9.(宿泊)

九州の本物温泉(4)昔ながらの湯治宿』(九州人)という温泉ガイド本に紹介されているのを見て、私は喜久屋旅館のことを知った。え、湯治宿泊だと、1泊3食付きで4,200円(消費税込)で泊まれるの?!これは泊まってみなければ、ということで、今回、一泊でお世話になることにした。

感想を一言で総括すれば、「とても気に入りました!」私も、是非また利用したいと思う。昔からの湯治場として知られる湯の鶴温泉、出来れば連泊でゆっくり過ごしてみたいものだ。

雑誌『まっぷるマガジン 温泉&やど 九州』に記載されているデータでは、喜久屋旅館の創業は昭和20年。木造2階建の建物は平成3年一部改装。平成15年檜風呂新設、平成16年足湯新設。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


建物外観&泉源


湯出川の左岸に軒を連ねる旅館の一軒。対岸から見ると、なにやら建物がたくさん寄り添っているのだが、下流側の建屋は、今は使われていないようで、荒れている。かつては湯治の部屋として使われていたのだろうか。上流側の木造2階建の白い建物が現在の旅館である。建物の外観も、なかなか鄙びた雰囲気を呈している。


湯出川の左岸に建つ喜久屋旅館 対岸にある駐車場からの橋は
現在使われていない
県道117号線に看板が出ている 「喜久屋橋」を渡り、玄関へ
喜久屋橋から湯出川の上流を見る 下流を見る 玄関 玄関脇のつくばい


喜久屋旅館の泉源を教えてもらった。

湯出川の対岸、ほんの少し下流の河原にあり、ここからポンプアップされた源泉が、川に渡されたパイプを通って旅館まで届けられている。
駐車場から泉源を見る
写真右の青い小屋は機械室
喜久屋旅館 泉源 写真左が泉源
旅館の対岸にある
なお、湯の鶴温泉は、それぞれの旅館が独自源泉を持っている。


館内の様子


旅館の中に入ると、昭和の時代にタイムスリップ。しかし改装もされており、とても綺麗に維持されていて、快適に過ごせる空間だ。あちこちに飾られている小物や生花が彩りを添え、目を楽しませてくれる。
少人数で切り盛りされているようで、滞在中、従業員さんたちの気配をあまり感じることがなく、静かだった。


玄関 玄関からフロントの方を見る
受付フロント
ほとんどいつも無人だった
立寄り湯の人は、この木箱に
自分で200円を入れるようだ
玄関ホールから2階への階段
ロビー 奥へと長い廊下が続く 客室は1階と2階に6室ずつ
全12室とのこと
使いこまれた木の階段も、趣がある
ちょっと坪庭風?
窓枠も木枠だ
廊下の突き当りが
貸切露天風呂
個人的に感心したのが、廊下の足もとに、あちこち生花が飾られていたこと。
奇を衒ったような生け花ではないのだが、きれいなお花に、目も心も休まる。
厨房


部屋(11号室)の様子


今回、案内されたのは
奥の廊下に面する11号室
テレビ、エアコン完備
100円玉、不要!
積んである布団を自分で敷く お茶菓子まで用意してあった
障子の向こうは、続きの間 すべての部屋が湯出川に面し
窓から湯出川を眺められる
洗面所&トイレ 今は使われていない部屋の浴室
タイルが、いい感じ
夕方、到着して受付で名前を告げると、「ええっと、2泊ですかね?」

いえ、1泊でお願いしておりました、と話しながら、長い廊下を歩いて、お部屋まで案内してもらう。
窓から下流側を見る 窓から上流側を見る 部屋に置かれている案内

「今日は寒いので、お部屋を暖めておきましたよ。」と通された11号室、エアコンがきいてポカポカ。湯治宿では、エアコンやテレビを使うとき、100円玉投入が必要なところも多いのだが、ここでは自由に使えて、嬉しいねぇ。

でも、ええ、ちょっと待って?1泊3食4,200円の湯治料金なのに、こんなに立派な部屋を使っていいの?電話予約では、確かに湯治コースでと伝えたつもりだけれど、1泊か2泊かも曖昧なぐらいだから、もしかしたら勘違いされているのでは?部屋に置かれている「宿泊案内」を広げてみても、3食付きの湯治料金は記載されておらず、ますます不安になってしまった。

結果的には、この部屋で間違いなかった。なんでも一般宿泊だけでなく、湯治客もこの部屋を利用するそうだ。古めかしさは感じるものの、静かに気持ちよく過ごせるお部屋で、トイレ&洗面所まで完備されており、湯治部屋としては贅沢な限り。
一般宿泊と湯治宿泊の違いは、サービスやアメニティーグッズ類の有無ということだろう。湯治宿泊の場合、浴衣やタオル、アメニティーグッズの類は、一切用意されていない。また、布団敷きも自分たちで。なお、部屋の鍵は無かった。



夕 食


食事は、3食とも部屋で頂く。大きなお盆にのせられて部屋の入り口まで運ばれてくるので、それを受け取り、テーブルへの配膳は自分たちで行う。食べ終わった器は、お盆にまとめ、部屋の前の廊下の台(ベンチ)に出しておくようになっている。


テーブルの上の配膳は自分で おひたし なんとナマコ!
柚子の香りが良かった 果物のデザートまで!

部屋に運ばれてきた夕食に、これまたビックリ。思わず「こんな御馳走が食べられるんですか?!」と言うと、 運んでくれたオバチャン、にっこり。量は決して多くないので、大食漢には物足りないだろうが、器に品良く盛られており、お櫃に入っている白ご飯は一人2杯分ずつある。味付けも家庭的で飽きが来ず、私はとても美味しく頂戴した。

夕食後、お盆の返却場所がわからなくて厨房まで持って行ったら、オバチャンに「あら、部屋の前でよかったんですよ。部屋の外は寒いので、風邪ひきますよ。」と言ってもらった。



朝 食


朝、部屋の入り口の廊下に、新しいお湯を入れたポットが置かれていた。朝食のとき、新しい湯のみ茶碗も用意してもらえる。


朝食が運ばれてきたのは、午前8時。夕食を食べたのは午後6時過ぎで、さすがに夜中にお腹がすいていたから、朝食が待ち遠しかった。

“湯治”らしく、健康的?!
味噌汁は具だくさん 金柑の甘露煮も とろろ&納豆


昼 食


朝食後、湯の鶴温泉をブラブラと散歩したり、よその旅館の温泉に立ち寄ったりして午前中を過ごした。戻って、昼食を頂く。


昼食はお昼12時から。昼は麺類か丼ものになるそうだ。

この日のメニューは親子丼。具だくさんのだんご汁は体もよく温まり、美味しかった!
親子丼 だんご汁

昼食を食べ終わったら、すぐにチェック・アウトしなくてはならないが、お昼過ぎまでゆっくり出来るのは、ありがたいことだ。
しばらく滞在して、温泉に入って、早寝早起きして、3食きちんと食べていたら、きっと体調も良くなるだろうなぁ。




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