福岡県二丈町 姉子の浜(鳴き砂)

基本データ
URL ■二丈町ホームページ より ドライブモデルコース(姉子の浜鳴き砂)
■ふくおかの歴史再発見 より 姉子の浜(鳴き砂)
■クロスロードふくおか より 姉子の浜
■日本財団図書館 二丈町姉子の浜の鳴き砂保全活用調査報告書
■読売オンライン ルポルタージュ(2007.05.31)
押し寄せる漂着ごみ、ボランティアも限界…福岡・二丈
住所 福岡県糸島郡二丈町大字鹿家844-13 ▼地図(MapFanWeb)
電話番号 二丈町観光協会 092-326-6334
見学時間 24時間
定休日
見学料 無料
訪問日 2009.1.27. / 2009.4.16

福岡市から西へのびる国道202号線は、二丈町から唐津にかけて風光明媚な玄界灘の海岸線沿いを走る絶好のドライブコース。私も、福岡県内で最も好きな道のひとつである。

その国道202号線沿いに、鳴き砂で知られる姉子の浜がある。鹿家にある二丈パーキングエリアのすぐ下の海岸がそうで、玄界灘に面して長さ1.1kmに亘って続く幅20mの美しい砂浜だ。

砂がよく乾燥している日に、鳴き砂の浜を歩くと、「キュッ、キュッ、クッ、クッ」と、きしむような音がする。鳴き砂は、英語では「musical sand」「singing sand」などと表現されるそうだが、これは砂の中に含まれる無色透明の石英の層がこすれ合い、振動して鳴っているもので、石英の量が70%以上あるものが「鳴き砂」と言われるそうだ。この辺りの砂浜の後背地は花崗岩が多い。その花崗岩が風化し、柔らかい長石や雲母が土に還り、残った石英が川から海に運ばれて、白い砂浜をつくった。姉子の浜の砂は、75%以上もの石英を含み、粒子も0.3mmと大きく粗く、音が鮮明で超一流の鳴き砂との鑑定結果が出ているそうだ。

鳴き砂は環境の変化に大変敏感で、少しでも汚れていたり、湿っていたりすると全く鳴かないという。つまり、姉子の浜が、それだけ綺麗という証拠でもある。かつて日本全国で90か所を超えた鳴き砂の浜も、現在では、わずか二十数か所に減ってしまったとか。公には、九州に存在する鳴き砂は、ここ姉子の浜が唯一。そんな貴重な砂浜が、これからも末長く不思議な砂のメロディーを奏で続けてくれることを願わずにおれない。


写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


二丈パーキングエリア


姉子の浜は、なにしろパーキングエリアのすぐ下の海岸なので、駐車場やトイレには困らない(笑)

二丈パーキングエリアの一角には、二丈町観光協会・物産販売店(サン・サン・シー)がある。
二丈パーキングエリア
西から東を見る
パーキングの西端には
二丈町観光協会がある

二丈町観光協会には、鳴き砂のサンプルが置いてある。

雨などで砂浜の砂が鳴かない時も、ここで砂が鳴く音を実際に聞いてみることができる。

姉子の浜 サンプルの鳴き砂の音(11秒)
二丈町観光協会の
鳴き砂サンプル
「姉子の浜の鳴き砂」
観光協会にある説明パネル
東から西を見る
写真左は国道202号線
パーキングには、トイレの他に
展望所や休憩所もある
休憩所からは、ガラス越しに
姉子の浜や玄界灘を見られる
休憩所内のパネル
駐車場から玄界灘を見る 写真右側に、観光協会の建物 休憩室の後ろに、海岸に
おりる階段が設けてある
姉子の浜は、1960年代、環境悪化から砂が鳴かなくなったが、平成に入り、1994年に再び鳴き始めた歴史を持つ。約30年かけ砂が波に洗われ、浄化されたとみられているそうだが、蘇った鳴き砂は全国的にも例が無いらしい。

現在、町や地元の「鳴き砂を守る会」などを中心に清掃活動が行われ、美しい姉子の浜が守られている。
平成10年7月 二丈町文化財
天然記念物 指定
西を見たところ


姉子の浜海岸


東から西を見る
写真奥に見えているのは串崎
パーキングエリアの
休憩所の建屋と一緒に
沖に見えているのは姫島 この日、海の色が
とても綺麗だった
あいにく雨で砂が湿っていたこの日、砂が鳴く音を拾うことはできなかったが、姉子の浜の様子を、動画で。

姉子の浜(41秒)

玄界灘からの風がとても強く、風の音がひどいのだが。
西から東を見る 少し高い位置(駐車場)から 前日の雨で砂が湿っており
この日、砂は鳴かなかった

2009年4月15日撮影

姉子の浜(1分01秒)
2009年4月15日 この日も、空と海の色がとても美しい! サーファーたちが、海を楽しんでいた



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