佐賀県天然記念物 切木ぼたん(唐津市肥前町)

基本データ
URL ■佐賀県庁メルマガ「Fromさが」 より 第42号【2006/4/19号】
■イカすぜ(佐賀県唐津上場商工会)より 見る・遊ぶ[肥前エリア]
■あそぼーさが より 切木のボタン(唐津市肥前町)
住所 佐賀県唐津市肥前町切木乙333 出(いで)家
電話番号 出さん宅 0955-53-2153
唐津市肥前支所産業課 0955-54-1191
見学時間 8:30から9:00ごろ〜17:00ごろ
定休日 無休
見学料 無料(志)
備考 花の見ごろは4月中旬〜下旬
訪問日 2009.4.15

新聞記事で、切木(きりご)のボタンが既に見ごろを迎えていると読み、時間を見つけて、急いで見に行ってみた。

出(いで)さんという個人宅のお庭で、約400年もの間、大事に守られ、育て続けられてきたボタンで、一株から分かれた枝は、今では約6〜7m四方に広がり、500もの花を咲かせるという。4月の花の季節には、この民家のお庭が開放され、毎年、大勢のお客さんで賑わうそうだ。

しかし、不安は的中。前日、前々日の激しい雨風のため、花は、既にかなり散ってしまっていた。農産物売り場に立っておいでのオバチャンにお話を伺ったら、4月に入り、初夏並みの気候が続いたことで、今年は例年より花が10日ほど早かったという。「まだ今から咲く蕾もあるんですけどねぇ。」と、申し訳なさそうに言ってくださった。まさに「花の命は短くて」かもしれない。もちろん、落花したばかりで、まだ色褪せていない散り敷く花びらも、それはそれで風情はあったのだが。


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国道204号線からの入口には看板が立っている 臨時駐車場から出さん宅までの道沿いには、幟が はためいている
「天然記念物 日本最古の歴史 切木ぼたん 唐津市肥前町」
「400年の歴史を秘める
切木ぼたん」
敷地入り口付近
天然記念物 切木牡丹 佐賀の名木 古木
樹種類 ボタン 樹齢 400年
入り口付近から奥を見たところ 入って右手に、切木ぼたん
「切木牡丹由緒」 4月に入って、しばらく続いた初夏のような暑さと
前々日・前日の雨のため、花は既にかなり散っていた
数十株に分かれたように見えるが、元は一株とのこと 佐賀県の天然記念物に
指定されている(昭和4年)
花は、切木ぼたん特有の二重
花の色は、濃いめの薄紅色
枝は約7m四方に広がっている 母屋の前では、地元の農産品なども売られていて、人気のようだ
ボタン、タイツリソウの苗が売られていた 花の前にはベンチが設けられ
お茶のお接待も
蔵が、いい雰囲気
入り口近くの花壇には
色々な種類のボタンが
ボタンの花は、上品でありながら
堂々たる風格があるねぇ〜
近くの「ぼたんと緑の丘」では
4月16日から、おまつり
入り口付近には
詳しい説明パネルの展示
「切木ぼたんの由来」 博多山笠とも縁の深い切木ボタン
切木ぼたんの由来  (現地パネルより転載)

今から約四〇〇年前、肥前名護屋城(東松浦郡鎮西町)から豊臣秀吉の大陸進出の際、出兵したこの地方の領主・波多三河守は、そのいわれのない怒りにふれ関東筑波山に流され幽閉されました。

その後、焼け落ちた波多氏の居城・岸岳城跡(東松浦郡北波多村、相知町)を訪れた波多氏の用人・井出賢介(後の出 賢斎)は、城跡に咲く主君が愛した一株のかれんな牡丹を見つけ、切木村に持ち帰り大事に育てました。この牡丹は、波多氏の知人で貿易商の久保の塚本三鉄(キリシタン名サントス)が、明国から持ち帰り、波多氏に贈ったもので、波多氏の夫人・秀の前がことのほか寵愛していたものです。

その後、出(いで)家で代々大切に育てられて来ました。

今は数十株に分かれたように見えますが、根元は一株です。昭和四年、県の天然記念物に指定され、毎年四月中旬大小五〇〇の花を咲かせています。中には切木ぼたん特有の二重の花もあり愛好家を楽しませています。
見学は無料だが、志を
納める箱が設置してある


切木ぼたん 近所の景色


ご近所でも、ボタンを育てているお宅が多いようで、目を楽しませてくれた。



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