平成21年 第44回英彦山山開き前夜祭


福岡県立英彦山青年の家 ■英彦山新緑トレッキング


基本データ
URL 福岡県添田町
場所 英彦山野営場 福岡県田川郡添田町英彦山
時間 19:00〜20:30
参加費 無料
問い合わせ 添田町 事業課 / 商工観光係 TEL : 0947-82-1236
訪問日 2009年5月30日(土)

今年の英彦山山開きは5月31日(日)。毎年、山開き前夜に開催される「前夜祭」では、パフォーマンスの披露や、参加者全員で火を囲んで踊る「炭坑節」、そして地元青年壮年会による焼き鳥、カッポ酒の振る舞いなどがあるそうだ。

福岡県立青年の家の主催事業「英彦山新緑トレッキング」に参加した私たちも、30日晩の前夜祭に出向く。夕方、青年の家を出発する時刻には濃い霧が出ており、天候が心配されたのだが、カッポ酒が回って ほろ酔い気分、前夜祭が終わる頃には、空には月と星が輝いており、明日の山開きはお天気だ、こりゃ幸先がいいぞと嬉しくなる。ちなみに昨年(平成20年)の前夜祭は、悪天候のため、青年の家体育館での開催になったそうだ。毎年参加しているという人は「体育館では、情緒も風情も無かけんねぇ〜。」と話しておられた。

私は英彦山山開き前夜祭は初めてだったが、参加者の人数もホドホドの規模で、終始のんびりした雰囲気のもと進められ、とても楽しい時間を過ごすことができた。ぜひ、また来たいと思う。



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夕刻、霧が立ち込める
英彦山の杉林
霧に包まれたスキー場 英彦山青年の家から野営場まで
徒歩で15分ほど山道を下る
添田町野営場 入り口
ログハウス61棟、コテージ2棟
かなり広いキャンプ場だ
前夜祭の会場になるのは
キャンプファイヤーサイト
石段が観覧席になる
午後7時、開会。

夏至が近づき、日が長いねぇ〜。午後7時過ぎでも、まだこれだけ明るい。

気温は低く、かなり肌寒かったが、幸い風は無かった。
横断幕には「国定公園 英彦山
第44回 英彦山 山開き前夜祭」
まだ明るいうちから
カッポ酒の準備が始まっていた
町長の挨拶で幕を開ける


まさかり舞い


英彦山は古来から神の山として信仰されてきた霊山で、6世紀前半に北魏の人、善正上人が彦山で修行仏教を始め、修験道の山として開いたのが始まりとされます。「まさかり舞い」は、修験道の山として名高い、英彦山の山伏の祭り松会(まつえ)の中で、松庭で2人の山伏が鉞(まさかり)を持って舞う古式ゆかしい行事です。(出典:青年の家しおり)
「静」と「動」の緊張感が漲る、神聖な雰囲気の舞い


山伏問答


山伏問答 動画(8分29秒)

英彦山青年の家職員によるユニークな「山伏問答」は、毎年、大人気のパフォーマンスだそうだ。

「山伏問答」とは、修験者として知っているべき知識を尋ねるテスト形式の問答であり、昔の修験者は、これによって相手が同じ流派の者なのか、それとも他流の者なのかを判定しました。
(出典:青年の家しおり)
英彦山青年の家職員と
駐在さんが、山伏に扮している
“神通力”による点火後、鹿の鳴く
山へと帰ってゆく山伏たち(笑)
キャンプファイヤーの火は
やはり元気を貰えるねぇ!


下落合獅子楽


下落合獅子楽 動画(1分11秒)

祭りの由来は、幕末の頃、川崎町木城から伝承されたといわれます。獅子は黒と赤の一対で、五穀豊穣を祈願する祭りの際に舞われます。舞は「イリ」と「ノリ」の2段階で、どちらもゆったりとしたリズムで、雌雄の交際を表現しています。

(出典:青年の家しおり)
太鼓をたたくのは、全員、子どもたち


彦山踊り&彦山ガラガラ節


彦山踊り 動画(1分24秒)  彦山ガラガラ節 動画(2分01秒)

○彦山踊り
御幣をつけた笹木で四方囲った置座を作り、一角に傘を立て、そこに囃子(笛、太鼓、三味線、音頭手)が陣取ります。そこを中心として幣をつけた菅笠を被った踊手が舞います。歌詞は72番あり、幣を付けた笹を手渡し交代で歌います。また、初盆の家を廻り、祖霊供養を行っていました。

(出典:青年の家しおり)
この後、見学者も皆加わり、火を囲んで炭坑節を2回。

その写真?無いデス。だって、私も参加して踊ったからね(笑)炭坑節なんて、いったい何年ぶりだろう?ああ、楽しかった。
揃いの着物の柄にも帯にも
「英彦山ガラガラ」の刺繍

一緒に参加したProssam氏が、私の“盆踊り”の様子を動画に撮っており、それを見て笑いこけていたようだが、とてもとてもお恥ずかしくて見るに耐えられないものであることは自分でワカッテイルので、私も見せてもらってないデス。



焼き鳥、カッポ酒の振る舞い


出し物がすべて終わると、さて、お待ちかねの(?)焼き鳥、カッポ酒の振る舞い。これは地元青年壮年会によるものだそうだ。カッポ酒は、ごぞんじのように青竹を酒器にして焚き火で燗をつけた日本酒だが、なかなか珍しく、趣たっぷりで、お祭り気分を盛り上げてくれる。しかも、太っ腹なことに、おかわり自由なのが嬉しい。ただし、もちろん「泥酔して、翌日の山開き登山に差し支えない程度に。」(笑) 縁起物なので、私も2杯ありがたく美味しく頂戴した。う〜ん、体に しみわたるねぇ〜。

皆さん、それぞれに火の周りで、焼き鳥とカッポ酒を楽しむ カッポ酒のふるまい 竹の器も
焼き鳥のふるまいは、一人3本! 焼き鳥とカッポ酒、う〜ん美味 賑わっている 午後8時40分
火も、だいぶ小さくなった
やがて火も小さくなり、午後8時半ごろ前夜祭はお開きとなった。

帰りは、野営場から青年の家までバスでピストン輸送。車だと、片道10分程度。
焚き火で温められる
竹筒のカッポ酒
カッポ酒に使われる青竹の竹筒 3節、長さは1m程ある



福岡県立英彦山青年の家 ■英彦山新緑トレッキング


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