筑後川昇開橋 ハヤブサ飛来!

基本データ
URL 大川市 > 国指定重要文化財 筑後川昇開橋
2009.6.30 ハヤブサ情報 今年もハヤブサ来る!
住所 福岡県大川市大字向島若津 / 佐賀県佐賀市諸富町大字為重
地図こちら(MapFanWeb)
電話番号 問合せ : 大川市役所 企画調整課 広報広聴係
TEL : 0944-87-2101(内線244)
備考 ハヤブサは、例年通りなら、6月下旬〜8月下旬まで見られる
訪問日 2009.7.3

…というレポートを書けたらよかったのだが、残念ながら、この日、私は、ホンモノのハヤブサは見ることが出来なかった、悪しからず。

それにしても、筑後川昇開橋にハヤブサが飛来するなんて、知らなかった。例年通りであれば、8月下旬までいるそうである。現地係員さんの話では、ハヤブサの姿を見たいなら、午前中に来なさいとのこと。見に行ってみませんか?

今回は、真面目に筑後川昇開橋のレポートを作るつもりはないので、ブログ的にダラダラッと写真を並べて、日記風。



写真をクリックすると拡大表示、矢印キーでスライドします。


なんでも2009年7月2日のNHKテレビニュースで、筑後川昇開橋に来ているハヤブサの話題が取り上げられたそうだ。高さ約30mの鉄橋中央部からハトなどの獲物を狙うそうだが、時速300kmにも達するという鳥類最速のハヤブサの急降下は、とても肉眼ではとらえられないスピードだとか。私も昇開橋は何度も見学しているけれども、ハヤブサがやって来るお話は、ちっとも知らんかったねぇ〜。

ハヤブサといえば、環境省RDBでは、絶滅危惧U類に分類されている貴重な珍しい鳥。私は、動物園の檻の中にいる姿しか、見たことがない。そりゃ、いなくならないうちに、早く見に行ってみようよ、ということで、さっそく7月3日夕方16時半前、訪問してみた。

いるかな、いるかな、と、わくわく期待しながら、係員さんが常駐している橋の中央部まで行ってみたが、「残念やったね。さっきまで おったとに、遅かったね。」あらら…。15時半頃までは、いたんだって。夜は、どこに寝に帰っているのか知らないが、午前中には昇開橋に来ているそうである。スズメを獲物にすることが多いらしい。ここ4、5年、毎年、2か月ほど滞在しているそうで、1羽のことが多いが、たま〜に2羽で来ることもあるそうな。

係員さん「写真ば撮りたかなら、ハヤブサのフンの写真ば、撮っていかんね。」

中央の橋げた部分に、何やら白くこびりついているのが、ハヤブサのフンらしい。「ウンがついて、縁起がよかとよ。」と係員さんは笑っておられたが、ありがた〜く(?)写真におさめた。これでウン気上昇、間違い無し!…であれば、よいが?

2009年7月3日付・読売新聞の記事
によると、平地の多い筑後地方で見られるのは珍しいそうだ。ハヤブサが夏の使者なんて、カッコイイねぇ。
なお、大川市のオフィシャルサイトに、「ハヤブサ情報」なるページが設けられている。

ハヤブサには会えなかったが、16:35からの橋げた上昇を見学して、帰ってきた。
ハヤブサの写真
これが、ハヤブサの糞だって!


雨こそ降っていなかったものの、どんより重たい梅雨の空と、泥色の筑後川。

青空が背景にする方が、やはり写真も、綺麗だなぁ〜。
信号機が、見える? 国登録文化財 筑後川昇開橋 筑後若津駅跡地
「昇開の鐘」 最近、各地で見かける「愛の鍵」「誓いの鍵」?
正式名称は知らないが、ここにも…
橋は、遊歩道になっている 足もとに描かれているのは、かつての旧・国鉄佐賀線の線路
この橋げた部分が上下する 橋げたが上昇する様子
大川市側を振り返る
写真右に大川昇開橋温泉
この日は入らなかったが
大川昇開橋温泉も、良い温泉だ
「えつ」は、日本では、筑後川と有明海のみに生息する珍しい魚で、「えつ漁」は、筑後川のこの辺の夏の風物詩となっている。

ちょうどシーズン中、えつ漁の船が出ているのを、係員さんに教えてもらった。
大川市側の橋のたもとに、「えつ伝承碑」
入換標識 若山牧水歌碑 西鉄バス「筑後川昇開橋」バス停
椅子が、かわいい昇開橋!
キキョウの花が、爽やか

2007日本機械学会認定「機械遺産」だそうな。

文化遺産、自然遺産、複合遺産、近代化遺産、産業遺産、機械遺産…う〜ん、いろんな「遺産」が、あるもんだね。



温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  福岡県  2009年07月一覧


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