緒方井路と水車  (農林水産省 疎水百選)

基本データ
URL ■農林水産省 水土里の四季 清らかな流れに親しむ緒方井路
■豊後大野市ホームページ より 緒方エリア(緒方井路と水車)
水土里ネット大分 より 水土里ネット緒方(6)緒方井路(水車)
■チューリップフェスタ2009@豊後大野市緒方町 より 水車の修理
住所 大分県豊後大野市緒方町
電話番号 緒方井路土地改良区 : 0974-42-3165
見学時間 24時間
定休日
見学料 無料
訪問日 2009.8.22

緒方井路は、江戸時代正保年間より、崗藩主・中川久盛、中川久清の年代に開削された農業用水路。今も緒方平野のいたるところを走っており、田畑を潤しているそうだ。平成17年度には、農林水産省の「疎水百選」に選定されている。

今日まで農村の美しい原風景の景観を保全してきた緒方町上自在地区は、平成3年度の農林水産省「美しい日本のむら景観百選(農村景観百選)」にも選ばれている。



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親水広場(二連水車)


緒方疎水の碑 井路の上流側から


道の駅「原尻の滝」のそばに親水広場がつくられていて、「緒方疎水の碑」や二連水車が設置されている。

緒方井路に水車が設置されたのは昭和6年とされているそうだ。それまでは、水路の水面より高い農地には自然配水できないため、桑畑として利用されてきたが、水車による揚水が可能となり、水田として利用されるようになったそうである。

現在、緒方町内には全部で9基の水車があるそうだが、いずれも、近年、観光用として設置されたもの。親水広場の2連水車も、そのひとつであり、設置は平成15年と新しい。
背後に見えている建物は
道の駅「原尻の滝」、滝の館
井路の下流側から
<緒方井路開削の歴史>  現地パネルより転載

緒方井路開削は今をさかのぼること360年前の1645年頃と伝えられている。

元和9年(1623)阿蘇山が大噴火し灰燼が積もり田畑に甚大な被害を及ぼした。加えて寛永4年(1627)虫害の大発生による米価の騰貴、同13年には大干魃、同15年に牛疫の流行による斃死など打ち続く天災が岡藩4代中川久盛公に農政の振興が焦眉の急務であることを痛感させ井路開削を企画させる動機となった。

この後、第5代中川久清公に引き継がれ、岡山藩の儒学者、熊沢蕃山を招きこの大事業を進めるに至った。

その後の城主と多くの先人達の尊い努力で出来上がった上下水路の活用によって緒方「5千万米どころ」の名のごとく岡藩の財政を潤し、人は増え、緒方井路の基礎が完成した。
親水広場に設置されているパネル


緒方井路上線


美しい景観が保全されている上自在地区は、情緒たっぷり。
ゆっくりと水車が回る音は、動画でどうぞ。   緒方井路1 37秒  緒方井路2 51秒



常夜燈 初夏には、花菖蒲が美しそう
こちらの水車は、商工会議所青年部が作成したものとのこと 背後の土塀と、よくマッチしている



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