百合居温泉(百合居温泉仮設共同浴場)

基本データ
URL 栄村役場ホームページ より 百合居温泉
住所 長野県下水内郡栄村堺箕作
電話番号 問合せ:栄村役場産業建設課 商工観光係 0269-87-3333
営業時間 5月〜11月 12:00〜20:00、12月〜4月 12:00〜19:00
定休日
入浴料 200円
泉質 ナトリウム−塩化物温泉(弱アルカリ性低張生高温泉)
温泉分析書等 源泉名:百合居温泉
泉温:源泉49.8℃
温泉分析年月日:平成7年9月11日
備考 固形石鹸、ドライヤー無
訪問日 2010.5.2

栄村は、長野県の北の端、新潟県に隣接する村。国道117号線を、もう少し東に走れば、すぐ新潟県という場所にあるプレハブの共同浴場が、こちら百合居温泉。JR飯山線・横倉駅の程近く、ほぼ千曲川沿いの田園地帯に建つ。

栄村オフィシャルサイト「村のあゆみ」を見ると、百合居温泉が湧出したのは平成7年7月。百合居温泉簡易共同浴場の落成が、同年12月。

毎日新聞の記事(2009/1/21付)には、「当初は、老人ホーム入居者が使う予定だったために、仮の建物としてプレハブ小屋にした。結局、ホームは村の別の場所に建てられたが、小屋は『予算がないため』(島田茂樹村長)に、今後も建て替える予定はない」と紹介されており、これまでも、そして、これからも、素朴なプレハブ仮設のままの姿を留める温泉ということになるらしい。

百合居温泉 女湯の様子(1分10秒)

一緒になった地元のオバーチャンたちからも、「ここのお湯は、よく温まるのよ。ゆっくりしておいで。」と、あたたかく迎えてもらった。しばらく前まで入浴料100円だったのが、倍に値上がりしてしまったけどねぇ、と、おっしゃったが、それでも200円!



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千曲川にかかる百合居橋
昭和36年完成
千曲川の流れ 長閑な田園風景が広がる 通り南から
外観は素朴なプレハブ 北から 建物裏手から 温泉法改正に従い
最近設置されたタンクらしい
建物北側には、まだ新しいタンクが目立っている。ヤマメ釣りの帰りという地元の常連のオッチャンに尋ねてみたところ、ガス抜きのためのものらしい。平成19年の東京都渋谷区の温泉施設での爆発死亡事故を受け、温泉から発生する可燃性天然ガスによる災害の防止を目的とした温泉法改正がなされ、平成20年10月1日から施行されているが、それを受けて新たに設置されたガス分離設備なのであろう。
入口付近 写真突き当たり
建物南側に休憩室がある
無人なので
料金箱への小銭の用意を
利用台帳への記名が必要
役場が利用状況の統計を
こちらの掲示では
源泉温度28℃になっている
畳敷きの休憩室


男 湯


脱衣場
一度に10人以上が入れる広さ 湯口付近
建物の中は意外に広く、「プレハブ仮設」とは思えない立派さに整えてあって、驚いた。浴室の壁や天井は木の板で覆われ、洗い場にはシャワーも完備。

浴室は、いたってシンプル。どーんと横たわる長方形のコンクリートの浴槽は、何の飾りっ気も無く、朴訥な印象。かなり広めで、そこに源泉が静かに掛け流されている。

浴室内が暗く、よく見えなかったが、お湯は、わずかに黄味がかっているか。浴槽全体で、弱いモール臭を感じる。

特徴的なのは、湯口での源泉の匂い。「おお、これが、いわゆるアブラ臭か!!」よくマニアが、「油臭」「枕木臭」などと表現する温泉の匂いは、私は、今まで経験したことがなかった。というのも、九州には、強い石油臭の温泉が無いのだ。長崎の世知原温泉などでは、わずかに油臭を感知するとはいうものの、弱い匂い。今まで、油臭を嗅ぎ分けられない私は、自分の鼻が悪いのかと思っていたが、百合居温泉の源泉からは、とても明瞭な油の匂いが分かり、ああ、これがそうなのか、と、ちょっと感激してしまった。九州に存在するモール泉で嗅ぐモール臭とも、明らかに異なる。

弱いツルスベ感があって、気持ちの良いお湯だった。



女 湯


入口付近 脱衣場
シンプルなコンクリの浴槽が1つ 湯口付近
男女の仕切り壁 洗い場と脱衣場の方を見る
天井を見上げると、骨組みはプレハブ! 2か所ある洗い場には、シャワーまでついている



温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  長野県  2010年05月一覧


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