嬉野温泉 シーボルトの湯 (建物外観・男女別大浴場)


旧・公衆浴場「古湯温泉」・建設現場の様子こちら / シーボルトの湯 館内の様子・貸切湯こちら


基本データ
URL ■嬉野市ホームページ より
 嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」
■嬉野温泉観光協会 より 公衆浴場 シーボルトの湯
住所 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙818-2
電話番号 0954-43-1426
営業時間 6:00〜23:00 (入場制限時間22:30)
定休日 毎月第3水曜日
入浴料 大浴場 大人(中学生以上)400円、子ども(小学生)200円
貸切湯 50分2000円(入浴制限 大人5人)
泉質 ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
温泉分析書等 源泉名:嬉野温泉 清流源泉
泉温:73.4℃、pH値:7.68、成分総計:1792mg/kg
温泉分析年月日:平成15年2月27日
備考 石鹸シャンプーなど備品無し、ドライヤー有
2010年4月1日オープン
2年目以降の開館記念日は無料開放(貸切湯は利用できない)
訪問日 2010.6.21 / 2010.11.30

2010年4月1日、嬉野温泉に、新しい観光スポット「シーボルトの湯」が誕生した。とんがり屋根のゴシック調建築の建物は、大正13年築の先代の公衆浴場「古湯温泉」の外観を忠実に再現しているそうで、大正ロマン風のレトロな雰囲気。木造2階建て、延べ床面積約750平方メートル。全館ユニバーサルデザイン(バリアフリー設計)となっている。

シーボルトの湯(旧・古湯温泉)は、江戸時代、鍋島支藩だった蓮池藩の湯治場が前身。版籍奉還により地元の有力者が共同経営を始めたが、大正11年(1922年)正月に起きた大火では、全焼の悲劇を味わっている。2年後の大正13年に西洋建築の公衆浴場が再建され、このときの設計者はドイツ人建築家とされているものの、誰なのか詳細は分かっていないらしい。以後、修復を重ねながら、平成8年の閉館まで、嬉野のシンボル的存在として長らく親しまれてきた。

各家庭に内風呂が無かった昭和40年代までは賑わったそうだが、利用客の減少による管理会社の経営不振のため、平成8年に余儀なく廃業。しかし、復活を願う地元市民の強い要望の声も後押しとなって、平成16年3月に嬉野市が土地と建物を購入。老朽化した建物は、平成17年6月いったん解体されたが、翌平成18年の旧嬉野、塩田両町の合併後、新市の主要事業のひとつとして再建が決まり、今年平成22年、閉鎖から14年ぶりに市営公衆浴場「シーボルトの湯」として甦り、新たな時を刻み始めた。総事業費は3億3千万円。

ドイツ人医師シーボルトと嬉野温泉の関係は、シーボルトのあし湯(足湯)・嬉野天立の庭のページを参照されたし。

[ 関連新聞記事 ]
◆共同通信 2010年6月26日 大正ロマンのとんがり屋根 佐賀・古湯温泉が復活
◆佐賀新聞 2010年4月18日 温泉街のシンボルを復元 写真で見る「シーボルトの湯」
◆西日本新聞 2010年4月2日 「シーボルトの湯」オープン 嬉野温泉 初日からにぎわう
◆佐賀新聞 2010年4月1日 嬉野温泉に「シーボルトの湯」オープン 大浴場に貸切湯も
◆読売新聞 2010年4月1日 シーボルトの湯きょうオープン 嬉野の公衆浴場
◆佐賀新聞 2010年3月28日 嬉野温泉に公衆浴場復活 「シーボルトの湯」1日オープン
◆西日本新聞 2010年3月16日 「シーボルトの湯」期待集めほぼ完成 嬉野温泉 とんがり屋根はオレンジ色 大正の姿 再現
◆読売新聞 2009年12月28日 嬉野市営公衆浴場 愛称は「シーボルトの湯」に
◆西日本新聞 2009年12月25日 新名称は「シーボルトの湯」 再建進む嬉野のシンボル浴場 復活の起爆剤に期待
◆佐賀新聞 2009年12月24日 愛称は「シーボルトの湯」 復元中の嬉野「古湯」
◆西日本新聞 2009年12月8日 再建進む「古湯」 安全祈り上棟式 嬉野市
◆佐賀新聞 2009年8月16日 浴槽タイル、作り主は明治の陶工 ひ孫が気付き判明
◆読売新聞 2009年4月4日 嬉野のシンボル、公衆浴場「古湯温泉」の再建始まる
◆佐賀新聞 2009年3月30日 嬉野温泉「古湯」 来年3月復活へ起工式



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シーボルトの湯 正面 外観は、昔の古湯温泉が
再現されている
北側の薬師堂と一緒に
シーボルトは、日本で愛した女性の名前「お滝さん」から
アジサイを「オタクサ」と名付け、「日本植物誌」に掲載している
ちょうど嬉野橋のたもとでも、アジサイが美しく色づいていた
嬉野橋と一緒に 南側の温泉公園から 南面は塩田川に面している


市営駐車場


駐車場は、250m離れた市営駐車場を、2時間まで無料で利用できる。

歩いて3、4分程度のものなので、広い市営駐車場の利用をおすすめする。駐車券を温泉受付に持参のこと。
市営駐車場 温泉入浴券の半券と駐車券


男 湯


入り口暖簾 脱衣場
洗面所 浴槽は2つに分かれている
浴室奥から
浴室に飾られている陶板壁画の原画は、地元出身の洋画家・牛島陽二さんによるもの。男湯に飾られているのは、名所である「轟の瀧」。

(参考)佐賀新聞 2010年4月21日付記事
湯口には、陶器の白ナマズ様 撫でると肌がきれいになりそう?!
「なまず様」は、豊玉姫神社に祀られている豊玉姫のお使い
陶板壁画が浴室のアクセント
男湯は「轟の瀧」


女 湯


入り口扉も、レトロ 脱衣場
洗面所 洗面台 浴室手前から
2つにわかれた浴槽
手前がやや熱め
浴室奥から 壁も窓の桟も白くて、明るい
大浴場は、30人まで入浴できるとのこと。

浴槽は2つに分かれ、手前入り口側が少々熱めで、奥がぬるめに調節されている。陶器の「なまず様」のいる湯口の他に、壁面からのお湯の注入もあり。
女湯の湯口にも
陶器の白ナマズ様
女湯の陶板壁画は、茶畑から
嬉野の町を望む「春の嬉野」

平日の午後早めの訪問、ちょうどお客さんが少ない時間帯だったこともあってか、無色透明に澄んだお湯は、とても綺麗。浴槽の縁からは、かなりの量がオーバーフローしているのが見られた。条例により塩素消毒が義務付けられている嬉野温泉だが、湯口からのお湯を口に含んでみると確かに塩素臭を感じるものの、ふつうに入浴するだけなら、塩素消毒は、まったく気にならない。嬉野温泉らしい、つるつる感のある やわらかいお湯だ。




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温泉めぐりモノグサ写真日記@九州  佐賀県  2010年06月一覧


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