逸見邸庭園(宇佐市院内町)

基本データ
URL ■宇佐・院内・安心院散策紀行 より 逸見邸庭園
■院内町観光協会 逸見庭園
■あまり谷の名所紹介 逸見邸
住所 大分県宇佐市院内町栗山85
電話番号 0978-42-6716
見学時間
定休日
見学料 無料
備考 個人宅の庭園なので、一声かけて見学すること。駐車場あり。
訪問日 2010.8.7

いんない余温泉に入って、管理人のオジサンと話していたら、ぜひ見に行くように推薦されたのが、こちら逸見(へんみ)邸庭園。たとえ余温泉には入らなくても、お庭は絶対に見に行けとの話に、そこまで言われるのならと、足をのばしてみた。

余温泉から、さらに車で集落の奥へと登ること約2分。道のどん詰まりに、城壁かと思うような立派な石垣の邸宅が現れる。これが逸見さんのお宅だ。院内町の観光案内パンフレット等には庭園が紹介してあるが、現地には、「逸見」の表札こそ掲げられているものの、特に庭園の案内板などは出ていない。「愛燦燦」の額がかかる門をくぐれば、目の前に、実に手入れの行き届いた雄大な日本庭園がド〜〜〜ンと広がる。こ、これが個人の庭なのかいっ?!?!?!? おったまげ。

ご自宅の方に、見学と写真撮影のお願いに行くと、優しい奥さんがニコニコ顔で出てきて、「どうぞ、どうぞ、お好きなように見て行ってください。」と、快く対応してくださった。いろいろ説明していただいたが、ちょうど一年前、2009年8月4日には、中田英寿さんも、テレビの取材でお庭を見に来たんだって。



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立派な石垣 写真右は、柚子の畑仕事に
出かける奥さん
愛燦々
門にかかる額「愛燦燦」の言葉は、美空ひばりの歌から取ったものとのこと。愛情を燦々と注いで造り上げた、朝日が燦々と射す庭。様々な思いが込められているようだ。

奥さんに、「どのくらいの広さがあるんですか?」と尋ねてみたら、「さぁ…?」と首をかしげられた。町のホームページ等には、約2haと書かれている。美しい杉木立の並ぶ裏山が借景となっていて、奥行きを感じる庭園となっている。
ご自宅 庭園内は、自由に散策させてもらえる
見事に剪定された庭木は、胸が透くような清々しさ。

島根県の足立美術館の庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」(JOFG)による「日本庭園ランキング」で、初回の2003年から2009年まで7年連続で「庭園日本一」に選ばれていることで有名だが、その足立美術館の庭園をも彷彿する。確かに一見の価値あり。

驚いたことに、この立派な日本庭園は、逸見さんご夫妻が一代で築き上げたもの。ご主人の逸見克彦さんは、もともと学校の数学の先生で、昭和46年頃から始めた庭造りは、最初は人に教えられてのものだったそうだ。現在では、バスで観光客も訪ねてくる「あまり谷」の名所となっている。

年間の維持管理費は莫大なものだと思うが、個人宅の庭園が無料で開放されていることに、頭が下がる。
鯉の泳ぐ池もある
五重塔のある大岩が
良い展望所になっている
谷を挟んだ東側に
棚田が見えている
サルスベリの紅い花が美しかった

院内町は、柚子が名産品。東の谷の向こうに見えている山でも、柚子が栽培されているのだそうだ。




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