長崎思案橋  中華料理 天天有(てんてんゆう)

基本データ
URL 長崎ちゃんぽん 天天有
住所 長崎県長崎市本石灰2-14
電話番号 095-821-1911
営業時間 10:30〜24:00 (ラストオーダー23:30)
定休日 第2・3・4水曜日
備考 ゴールド免許証を見せると、料理・飲み物 5%引きサービス
訪問日 2011.2.7

豚骨が好きな者には、天天有の長崎ちゃんぽんの濃厚なスープは、絶品!!逆に、トンコツの味や匂いが苦手な人は、行くべからず。

長崎市の夜の町、思案橋において、地元の人もすすめる美味しいチャンポンの店といえば、こちら天天有も、名前が挙がる一店。「クッキングパパ31巻」(1993年)や、全日空機内誌「翼の王国」1994年3月号などで紹介されたことでも、知られているそうだ。場所は、思案橋横丁の東側入り口すぐ、長崎電鉄(路面電車)「思案橋」駅からも近い。飲み屋街に店を構えるだけに、夜0時と遅くまで営業しているのも、嬉しい。



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「行こか戻ろか思案橋」
昔の丸山遊郭の近く
思案橋横丁 東口 思案橋横丁を入って、すぐ 純中華料理 天天有
メニュー
「天天有とは、天の上の天である宇宙のことをさしています。」
メニューの裏表紙に
天天有の歴史
店内は庶民的な雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄れる大衆食堂といった感じ。1階には、カウンター席、丸テーブル、そして上がり座敷がある。お店の方たちの間では、中国語の会話が飛び交う。2階には座敷があるようだ。

今回は、お得セット(チャンポン+餃子4個)1,000円を注文する。運ばれてきたチャンポンは、スープの表面に膜が張っており、まず、見た目で、びっくりした。コッテリと濃厚なスープは、豚骨の風味が大変強く、喉にマッタリと絡みつく。それでいて、しつこさやクドさは無い。これはウマイ!

ふだん、私は、ラーメンやチャンポンのスープは殆ど残すのが常だけれども、天天有のコクのあるスープは残すのが惜しく感じる美味しさで、全部飲み干してしまった。珍しい。

スープのクセが強く、好みは両極端に分かれると思う。豚骨ラーメンをソウルフードとして育った博多の人間の私には、どんぴしゃり。あっさり仕上げのスープだと、物足りないからね。逆に、豚骨が苦手な人は、絶対に行かない方が吉。

具は、細かく刻まれたキャベツが、たっぷり。ピンクのカマボコが彩りを添えるのも、庶民派長崎チャンポンでは、一般的。他は、豚肉、イカのゲソ、アサリといったところか。

また、不思議なサービス(?)があって、ゴールド免許証を提示すると、消費税分5%引きしてもらえる。
チャンポン(単品750円)
お得セット(1000円)の
餃子、2人前
店内 1階の様子
カウンター席と丸テーブル
1階奥の上がり座敷

会計時、私のゴールド免許証を見せると、本当に割引してくれた。ささやかながら嬉しいねぇ〜。飲酒運転対策かいな?

大将に、「スープが美味しくて、感動しました。」と話しかけると、「うちは、もともと四海楼の味なんですよ。」とのこと。なんでも中国福建省から来日した初代が、四海楼で修行したんだって。四海楼といえば、長崎ちゃんぽん発祥の店として有名(四海楼レポートこちら)。その後、暖簾分けで金屋町に「清海楼」を創業し、終戦を経て、昭和21年、現在の場所に「天天有」を開業したという大まかな流れを説明してくださった。お店の歴史は、店内のメニューの裏表紙や、オフィシャルサイトに詳しく出ている。原点の四海楼からスタートし、現在は、四海楼とは また異なる天天有の個性的な味に進化を遂げているようだ。




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