基本データ | |
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URL | 屋久島町ホームページ > 屋久島町の温泉 > 尾之間温泉 |
住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間1291 |
電話番号 | 0997-47-2872 |
営業時間 | 7:00〜21:30 (月曜日は、12:00〜) |
定休日 | 月曜日の午前中 |
入浴料 | 大人(中学生以上)200円、小人100円 |
泉質 温泉分析書等 |
源泉泉:尾之間温泉 湧出地:熊毛郡屋久町尾之間1291番地 泉質:単純硫黄温泉(低張性 アルカリ性 高温泉) 湧出地における調査及び試験年月日:H16.9.13 泉温:49.0℃、湧出量等(96L/分)(自然自噴) 知覚的試験:無色透明 微硫黄味 弱硫化水素臭、pH値:9.6 ラドン含有量:1.0×10-10Ci/kg(3.7Bq/kg) 成分総計:210.3mg/kg (H16.10.15) 源泉名:尾之間温泉3号 湧出地:鹿児島県熊毛郡屋久島町1296 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 温泉) 調査および試験年月日:H22.11.27 泉温:37.0℃、湧出量:1.3L/min(自噴) 知覚的試験:無色透明 無味 微硫化水素臭、pH値:9.6 ラドン(Rn):0.7×10-10Ci/kg(2.7Bq/kg) 成分総計:205.0mg/kg (H22.12.21) |
備考 | 備品類無し |
訪問日 | 2011.9.22 |
「尾之間」の読みは、「おのあいだ」。私のようなヨソ者には、難読地名のひとつだ。方言では「オナイダ」と言い、これは「仰いだ(見上げた)」を意味するのだとか。屋久島の名峰・モッチョム岳(940m)を仰ぐ尾之間地区に、こんこんと湧き出す名湯が、こちら尾之間温泉である。
温泉の歴史は古く、約350年前、地元の猟師に鉄砲で撃たれた大鹿が傷を癒したのを見て、発見されたと言い伝えられるそうだ。1843(天保14)年刊行の『三国名勝図会』で、「尾野間温泉」は、「温泉は少し礬臭あり。治効一切の疾病を治すといへども、第一刀疵を癒すこと神の如し。」「かかる不思議の神泉なれば、此村の人民、常に浴する故にや、一生疾病の者なく、多く長寿なるとかや。實に希有の神泉なり。」と紹介されている。なお、『三国名勝図会』に掲載されている屋久島の温泉は、尾野間温泉と平内温泉の2か所のみ。
尾之間区が所有管理する共同湯で、地元の尾之間・小島区民と70歳以上の旧屋久町民は、無料。一般客にも、入浴料金わずか200円で開放されており、ふだん使いの地元の人たちは勿論、登山客や観光客の利用も多い公衆浴場になっている。
実際に入ってみて、尾之間温泉が一番人気を誇ることに、納得。一切手を加えない足下湧出の源泉は、素晴らしい。やや熱めの温度も、アツ湯好きの私には、嬉しい。私見ながら、現在、屋久島に湧く天然温泉の中では、ここがNo.1だと思う。
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もし私が屋久島に住んでいたら、間違いなく通う温泉になると思う。毎日でも入りたい気持ち良さ。登山後、尾之間温泉に入ったら、きっと最高だろうね!大変気に入った共同湯なのだが、安房の民宿に宿泊した今回、夕食時にアルコールを飲んで車が運転できず、再訪かなわなかった。いつか再び屋久島に行けるときには、また必ず立ち寄ろうと心に決めている。
温泉めぐりモノグサ写真日記@九州 鹿児島県