基本データ | |
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URL | |
住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2077-11 |
電話番号 | 0997-42-0305 |
営業時間 | 12:00〜20:00 |
定休日 | 月曜日 |
入浴料 | 島外来訪者 大人(中学生以上)400円 小人(小学生)150円、幼児(未就学児)無料 |
泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉)(低張性、アルカリ性、低鉱泉) |
温泉分析書等 | 源泉名:宮之浦1号、源泉所在地:熊毛郡屋久島町宮之浦字宮之浦岳国有林224い2林小班 使用施設名及び所在地:屋久島総合自然公園温泉施設ゆのこのゆ(特殊公衆浴場)、熊毛郡屋久島町宮之浦2077番地11 泉温:20.1℃、性状:無色透明、微硫化水素味、微硫化水素臭 pH値:9.6、ラドン含有量:2.3(百億分の一キューリー単位) 成分総計:158.2mg/kg (温泉の分析年月日:H19.4.13) |
備考 | 要・電話予約、貸切湯(一組40分程度)、備品類無し |
訪問日 | 2011.9.22 |
屋久島総合自然公園の中に、平成21(2009)年にオープンした屋久島町営の温泉で、屋久島では最も新しい温泉施設になる。宮之浦港からは、車で10分〜15分程度で到着。
「ゆのこのゆ」と語呂の良い名称で、「ゆのこ」を漢字で書くと、「湯の川」。湯の川(ゆのこ)温泉も、もともと湯治場だった歴史があり、入り口案内板によると、「昭和期に湯治場として親しまれた」施設が再現されたものになるそうだ。
浴室は2室、それぞれ貸切での利用となる。事前の電話予約が必須で、少なくとも30分以上前に、到着時刻を伝えてください、とのこと。なぜ予約が必要なのか、その理由は、実際に訪ねてみて、また、管理人のお兄さんに色々お話を伺い、よくよく理解できた。お湯は毎回入れかえ制、また、その都度、薪で沸かされる五右衛門風呂が、目玉になっているのだ。客の到着時刻に合わせ、管理人さんが、絶妙な温度の風呂を沸かしておいてくれるのである。五右衛門風呂に使われる薪は、廃材の有効利用。なんでも環境にやさしい温泉が、町の売りにもなっているとのこと。なんと、まぁ、一回一回に手間暇かけてある風呂だこと!家族やグループのみならず、一人客の場合も、同様に貸切利用になる由。これで、ホントに400円(島民は300円)でいいの?という気がする。回転効率を考えると、とても割は合わないだろうが、町の施設だからこそ出来ている、ある面、贅沢な温泉と言えるかもしれない。
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各浴室に板敷きの広めの休憩室があるので、家族連れには、嬉しいと思う。良い思い出になりそうな温泉だ。白谷雲水峡からの帰り道にもなるので、登山帰りに予約しておくと、温泉で汗を流して、さっぱり出来そう。
温泉めぐりモノグサ写真日記@九州 鹿児島県